南接骨院・鍼灸院
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ゆるり11月記-2025のまとめ

今月のはじめよう鍼灸は「脚の疲れと冷えに吸角」ということで鍼灸治療ではなく、吸角施術(カッピング・吸玉)を行いました。
吸角施術は血行を良くし、疲労回復にも良く、秋が深まる11月になると、朝晩の冷え込みや紅葉で散策も増えることから手足の冷えや疲れの解消におすすめということで吸角施術を選んでみました。

定期発行ではありませんが、ピックアップ記事Vol.06-No.04「腰痛と姿勢と大腿四頭筋の関係」を掲載しました。
骨盤の前後の傾きと殿筋と大腿四頭筋などの筋肉との関係についてになり、今月、掲載した経穴(ツボ)も関係しています。

経穴詳細ページについて

手の太陽小腸経7穴と足の膀胱経14穴、足の陽明胃経3穴、足の少陽胆経6穴の経穴(ツボ)詳細を掲載しました。
小腸経は、背部の肩甲骨から顔面までを掲載し全19穴が終了となりました。
膀胱経は全67穴と多く遅れていましたが、14穴掲載できましたので残りは13穴となり膀胱経2行ラインも終わり1行ラインと合流する膝裏の委中穴の次、合陽からとなります。
胃経と胆経は骨盤と大腿部の経穴(ツボ)となります。大腿前面、外側面にある大腿四頭筋、大腿筋膜張筋などは膝の痛みや股関節痛に関係するだけでなく腰痛にも関連します。

今月の経穴(ツボ)詳細
手太陽小腸経
曲垣・肩外兪・肩中兪、天窓・天容・顴髎・聴宮
足太陽膀胱経
附分・魄戸・膏肓・神堂・譩譆・膈関・魂門・陽綱・意舎・胃倉・肓門・志室・胞肓・秩辺
足陽明胃胃経
髀関・伏兎・陰市
足少陽胆経
維道・居髎・環跳・風市・中瀆・膝陽関

今年中に経穴詳細の終了を目標に経穴詳細が多くなっています。来月は師走、あと少しですので、いろいろと立て込み忙しい月ですが、気合いを入れて完了を目指します。

足少陽胆経、大腿部の6穴の詳細を掲載

骨盤から大腿部にかけての胆経の経穴(ツボ)で、維道・居髎・環跳・風市・中瀆・膝陽関穴の6穴の詳細ページをアップしました。

exit_to_app維道・居髎・環跳穴:足少陽胆経!

exit_to_app風市・中瀆・膝陽関穴:足少陽胆経!

胆経は体の外側を流れる経脈で、今回は骨盤外側から大腿部の外側を下行し膝までとなります。
殿部外側にある筋肉は、左右の動きを調整する筋肉でもあり、この経脈が腰痛や股関節痛に使われる理由でもあります。

ピックアップvol.6 No.4「骨盤と大腿四頭筋の関係」で書きましたが、骨盤の偏位が要因となっている腰痛では、背部の経穴だけでなく腹部側の五枢、維道、居髎穴はアプローチポイントとなります。
exit_to_app腰痛・ぎっくり腰の改善治療

自律神経系の調整として泌尿器、生殖器など骨盤内疾患や経脈のつながりからも頭部の頭痛や耳鳴りなどの症状にも使われるます。

陽関は膝と腰にあり、膝の陽関は胆経、腰の陽關は督脈に属します。膝・腰とも陽脈の要所となり、寒くなり下肢の冷えが気になる時期、冷えからの腰痛、膝痛であったり、自律神経の変調の改善ポイントの1つになります。

今回の胆経は、大腿筋膜張筋から腸脛靱帯に関係する経穴(ツボ)ですので、スポーツ障害である腸脛靱帯炎(ランナー膝)の治療穴でもあります。
膝の変形と動きが重要となる腸脛靱帯炎は股関節、骨盤とも関連することから筋バランスを整えることは重要となります。
exit_to_appランナー膝(腸脛靱帯炎)の改善治療

<胆経・腰痛・腸径靱帯炎・膝痛・股関節痛・泌尿器・生殖器・自律神経>

足太陽膀胱経!腰背殿部8穴の詳細

今回は、魂門・陽綱・意舎・胃倉・肓門・志室・胞肓・秩辺穴までの足の太陽膀胱経で計8穴の詳細ページをアップしました。
これらの経穴は、腰痛や股関節痛の要因となる腰方形筋、中殿筋、小殿筋へアプローチできる経穴で、腰痛、殿部痛、坐骨神経痛の治療穴となります。
経穴の位置からも消化器、泌尿器疾患の経穴としても重要となります。

exit_to_app魂門・陽綱・意舎:足太陽膀胱経!

exit_to_app胃倉・肓門・志室:足太陽膀胱経!

exit_to_app胞肓・秩辺:足太陽膀胱経!

今回の経穴は、膀胱経の外側ラインとなりますが、内側ラインには、肝兪、胆兪、脾兪、胃兪、三焦兪、腎兪、気海兪、大腸兪、関元兪と重要な経穴が並行して流れています。

殿部は、運動の中心となる骨盤上にあり体幹を支え股関節を動かす筋肉が層になっていますが、経穴が少ないように感じます。そのためか、奇穴として多くの治療穴があります。

膀胱経が一気に進みましたので、終わりが見えてきました。年末が近づくといろいろと忙しくなりますが、この調子で進めていけたらと思います。
朝方の冷え込みが厳しくなってきました。足の冷えからの腰痛に気を付けましょう。

<膀胱経・腰背部2行・腰痛・坐骨神経痛・殿部痛>

神堂・譩譆・膈関と背中の張り痛み

足太陽膀胱経の神堂・譩譆・膈関穴、経穴詳細ページのアップになります。
肩甲骨を動かす僧帽筋下部に位置する経穴で、上肢の動きに関連するところでもあり、背部の痛みや疲労感、五十肩(肩関節周囲炎)、野球肩など肩関節の運動器疾患や呼吸器系疾患のアプローチポイントになります。

exit_to_app神堂・譩譆・膈関:足太陽膀胱経!

膀胱経は、脊柱に沿って背部に2本経脈が並行して流れており、同じ脊椎の高さで内側にある経穴は、心兪・督兪・膈兪になります。

exit_to_app肺兪・厥陰兪・心兪:足太陽膀胱経!

exit_to_app督兪・膈兪・肝兪:足太陽膀胱経!

<膀胱経・背部痛、肩関節機能不全・五十肩・経穴・疲労感>

肩こりからめまいや頭痛の治療

首から肩にかけての筋肉が硬く緊張した状態を肩こりといいますが、肩こりが酷かったり、長期間続くことで首や背中の痛みだけでなく、めまいや頭痛といった症状が出てくることがあります。

肩こりからのめまいや頭痛では、首まわりの過度な筋肉の緊張が血液の流れを悪くしていることが原因の1つでもあり、筋肉の緊張を解消することが第1歩になります。
次になぜ筋肉が必要以上に緊張が強くなっていしまうのかをチェックし、解消へのアプローチをおこなっていきます。

姿勢の不良?、骨格的問題?、頸椎や肩関節の運動器疾患からの随伴?、自律神経?、使い過ぎからの疲労?など原因や要因はいろいろあり複合することもあります。そのため、肩こりの解消は簡単のようでなかなか難しいこともあります。
exit_to_app肩こりの改善に鍼灸マッサージと接骨治療

当院の肩こり治療
  • 整骨ケアは理学的施術によるコンディショニング
  • 首から背部の筋肉の過度な緊張へのポイント鍼灸
  • 自律神経症状をともなる場合はバランス鍼灸

※整骨ケア・鍼灸・吸角施術は、自費施術となります。

exit_to_app施術料金

<肩こり・めまい・頭痛・自律神経・鍼灸・整骨ケア>

附分・魄戸・膏肓:足太陽膀胱経の経穴詳細

足の太陽膀胱経で附分・魄戸・膏肓穴の経穴(ツボ)詳細ページをアップしました。
膀胱経は、背部を下行して膝裏で再度背部に上がり下行するため、背部では、2本の膀胱経が並行して流れることになります。

exit_to_app附分・魄戸・膏肓:足太陽膀胱経!

今回の経穴(ツボ)は、肩甲間部上部にあり呼吸器系や運動器系疾患の治療に使われる経穴となります。
この経穴(ツボ)が肩甲骨内側にあることから肩こりや背部痛、背中の張り感などの疲労改善のポイントとなります。さらに肩甲骨は肩関節と連動して動くことから、五十肩(肩関節周囲炎)や野球肩のような肩関節疾患に対しても重要な経穴(ツボ)となります。
exit_to_app五十肩、肩関節周囲炎と治療

膝裏の経穴(ツボ)
exit_to_app承扶・殷門・浮郄・委陽・委中:足太陽膀胱経!

<足太陽膀胱経・肩こり・肩痛・背部倦怠感>

髀関・伏兎・陰市:足陽明胃経の経穴詳細

足の陽明胃経の髀関・伏兎・陰市穴の経穴詳細ページをアップしました。
この経穴は、大腿部前面で大腿四頭筋上にある経穴(ツボ)で、消化器系や大腿部の神経痛、筋挫傷、膝関節痛など運動器系の疾患で使われます。
大腿四頭筋が影響する腰痛や姿勢不良では、筋肉の過度な緊張を解消したり、筋肉の弱化に対して刺激することで賦活させることができます。

大腿四頭筋と骨盤の関係については、ピックアップvol.6 No.4「腰痛と姿勢と大腿四頭筋の関係」というタイトルで掲載しています。
exit_to_app日々是はり灸接骨日和ピックアップ2025一覧

筋肉は、年齢を重ねるごとに衰えていくので運動は大切ですが、大腿四頭筋の筋力トレーニングだけでなく足から体幹まで連動した運動動作など筋肉を意識した動作が重要です。

どこに、どのくらい力を入れて、どのくらい動いているかを意識することが、脳と筋肉のつながりを強くし活性化します。
ゆっくりと、意識しながら運動や体操をしましょう。

<足陽明胃経・大腿四頭筋・姿勢・腰痛・膝痛・筋トレ>

PU「腰痛と姿勢と大腿四頭筋の関係」

ピックアップ記事Vol.06-No.04「腰痛と姿勢と大腿四頭筋の関係」を掲載しました。
今回のテーマは、脚の前面にある大きな大腿四頭筋と姿勢の関係についてで、大腿四頭筋というと、スポーツでは肉離れや接触による打撲・筋挫傷ですが、姿勢にも関係してくる筋肉で骨盤とつながる大腿四頭筋の機能不全は、姿勢に影響し腰痛の要因にもなります。

ピックアップ記事Vol.06-No.04
  • 大腿四頭筋は4つの筋肉群
  • 骨盤と大腿四頭筋の関係
  • 大腿四頭筋への鍼灸・接骨アプローチ

exit_to_app「腰痛と姿勢と大腿四頭筋の関係」

<腰痛・骨場・大腿直筋・大腿四頭筋・下位交差性症候群>

手太陽小腸経7穴の詳細で終了

今回の曲垣・肩外兪・肩中兪、天窓・天容・顴髎・聴宮までの7穴で、手の太陽小腸経全19穴が終了しました。
小腸経は、手指の小指から始まり、上肢を上行して肩甲骨から首筋、顔面と流れる経穴になります。

exit_to_app曲垣・肩外兪・肩中兪:手太陽小腸経!

exit_to_app天窓・天容・顴髎・聴宮:手太陽小腸経!

曲垣、肩外兪、肩中兪は、肩こりの治療穴ですが、野球肩、五十肩(肩関節周囲炎)などの肩周りの運動器疾患でもよく使われる経穴です。
小腸経は、首の付け根の肩中兪から僧帽筋を越えて側頸部の天窓、上行して聴宮穴へとつながっていきます。そのため、手にしびれや痛みが起こる胸郭出口症候群などの治療にも使われます。

exit_to_app胸郭出口症候群(TOS)の改善治療

exit_to_app肩こりの改善に鍼灸マッサージと接骨治療

今回で全19穴ある手の太陽小腸経の詳細が終了しました。小腸経の最初の投稿が2023年でしたので2年以上かかってしまいました。
同名経である膀胱経は経穴数も多く、まだ残っていますので今年中には終了できるように進めたいと思います。

膀胱経というと、今月のはじめよう鍼灸”では、下腿部の膀胱経への吸角施術を行っています。脚の疲れ、冷えなどの症状におすすめです。

<小腸経・肩こり、肩痛・胸郭出口症候群>

今月のはじめよう鍼灸「脚の疲れと冷えに吸角」

11月の「はじめよう鍼灸」は、鍼灸施術ではなく吸角施術となります。
読書の秋、スポーツの秋、行楽の秋とやりたいことにチェレンジできる季節ですが、朝夕と冷え込むようにもなり手足の冷えを感じる方もいると思います。

今回は、脚の疲れと冷えをテーマにふくらはぎへの吸角施術となります。
※吸角はカッピング、吸玉と呼ばれている施術で、皮下組織を吸い上げ癒着を取り、血行を良くする施術です。

exit_to_app”はじめよう鍼灸”

ふくらはぎの疲れや冷えを感じる方におすすめで、ふくらはぎを中心に左右合計6~8個の吸角をつけます。
※吸角の数は、体型により変わります。

<はじめよう鍼灸・吸角・カッピング・吸玉・ふくらはぎ・疲れ・冷え>

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鍼と灸、吸角(カッピング・吸い玉)を使用して刺激を行い、ケガや病気の治療やリラクゼーション、コンディションを行う施術です。

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