南接骨院・鍼灸院
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5月の”はじめよう鍼灸”は、「首の付け根の疲れと肩のコリの鍼灸治療」

5月は、新年度も始まりゴールデンウィークで一息ついて体の疲れも溜まる時でもあります。
首や背中、腰など背骨に沿った筋肉などが疲労感を感じやすいところではないでしょうか。
はじめよう鍼灸の5月は、筋肉の張り・痛みを解消する施術として肩背部への鍼灸アプローチを考えましたが、背部につては服装などから気軽に受けられない可能性もあるため、肩のコリを感じやすい僧帽筋への施術としました。

僧帽筋は、頭と肩甲骨、脊柱をつなぐ表層にある筋肉で、首を支え、腕を動かす際には肩甲骨を安定させる筋肉で首から肩関節の間にあり、首をすくめる動作で緊張し硬くなる筋肉です。
車の運転やパソコンでの事務作業、腕を使うスポーツなどでは、この筋肉にストレスが溜まり、疲労し凝りを感じるようになります。

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「はじめよう鍼灸」は、身近に鍼灸治療を!目的に行っています。
痛みも体調不良も軽いうちに治療することが大切です。

<はじめよう鍼灸・肩こり、僧帽筋>

この一曲、「田園」

「田園」は、玉置浩二さんの楽曲で1996年7月21日にSony Recordsから11枚目のシングルとしてリリースとなっています。前作の「メロディー」(1996年)もとてもいい曲ですが、この曲も情緒があってこころが揺れますね。

肩こりからのめまいに天柱・大杼・風門穴

足太陽膀胱経の天柱・大杼・風門穴の詳細ページをアップしました。

天柱の後頭下部から上背部の大杼・風門と脊椎に沿って経穴が連なっていく膀胱経ですが、なぜか、頚椎には経穴がありません。それには、さまざまな理由があると思いますが、経穴がないからと鍼を打たないわけではありません。肩こりを訴える方の中には、肩上部ではなく頸部の痛みやコリを訴える方も多く、筋肉の緊張を効果的に弛めるために、正穴がなくても奇穴・阿是穴・解剖学的ポイントなどから、症状や体型に合わせて選穴し施術を行います。

首の痛みや凝り感は、疲労性の肩こりだけでなく、むち打ち症、頸肩腕症候群、頸椎捻挫などでの首の痛み、手のしびれなどの治療でも、鍼施術でアプローチ後、手技施術にて筋筋膜を調整していくことで、施術効果を高めることができます。

exit_to_app天柱・大杼・風門:足太陽膀胱経!

首、肩の痛みに保険と自費施術について

急性の頸部捻挫や背部筋の挫傷では、鍼灸施術(自費)以外にも接骨施術(保険)で施術が受けられます。
疲労性肩こりや慢性的な頚部痛は、保険適用外ですので自費での施術となります。(整骨ケア・鍼灸治療)

exit_to_app接骨治療と鍼灸治療

五十肩・野球肩など肩関節の痛みに背部のツボ

足太陽膀胱経の肺兪・厥陰兪・心兪穴の詳細ページを続けてアップしました。
この3つの経穴は背部の左右肩甲骨の間にあるツボとなります。

肺兪・厥陰兪・心兪穴は肩甲骨内側にあって肩関節とは離れていますが、五十肩や野球肩など運動器障害の治療にも有効で、肩甲骨と肩関節は連動しているため重要なポイントで、肩関節に痛みや運動制限があると反応があらわれるところでもあります。
※ここでの肩関節とは、肩甲上腕関節になります。

体を中から整える

肺兪・厥陰兪・心兪は、背部兪穴で新鮮な空気を取り入れ、全身に血液を送る肺や心臓の機能を整える作用があり、内臓や自律神経の調整にも使われる経穴(ツボ)でもあります。

exit_to_app肺兪・厥陰兪・心兪:足太陽膀胱経!

<頚部痛・背部痛・肩関節の痛みと障害・めまい・頭痛・肩こり>

この言葉、「風光明媚」

「風光明媚」(ふうこうめいび)とは、山や川など、自然の景色が清らかで美しく、すばらしく眺めのよいこと。
5月は気候もいいので、山や海などに出掛け自然の景色をたのしみたいところですが、ゴールデンウィークはどこも混雑するため、混雑を避け身近なところを歩いてみると違った景色が見えこともあります。

首の付け根から肩甲間部へのコリと鍼効果

明日からはじめよう鍼灸5月のテーマは、”首の付け根の疲れと肩のコリの鍼灸治療”となります。連休明けの疲れの解消に鍼灸治療をはじめてみましょう。

鍼灸治療は、マッサージと比べると少し不安もあってハードルが高く感じるかもしれませんが、鍼灸治療は、運動器のケガ・障害、自律神経疾患などの病気の治療だけでなく、ケガや病気の予防のためのコンディショニングとしても効果的な施術です。

今回の首の付け根から肩甲骨上部は、肩こりを最も感じる部位であり、肩井・肩外兪のツボは、肩こりの鍼灸施術では必ずといっていいほどアプローチするツボです。

通常の肩こりの鍼灸治療というと、当院では10~15のツボを刺激し症状によっては鍼通電を行いますが、”はじめよう鍼灸”では、鍼灸治療に慣れていない方の不安が軽減するよう刺鍼するツボを絞り行っています。
鍼灸治療を知っていただく体験的な意味合いもありますが、肩コリを感じる肩甲骨上部の硬くなった筋筋膜をリリースするには十分な施術です。

問題のある筋筋膜へ直接アプローチする鍼治療は、興奮した神経を抑制し筋筋膜への血流を改善でき、筋筋膜を活性させ正常化を効率良く進めることのできる治療法です。

<はじめよう鍼灸・肩こり・筋筋膜>

水突・気舎・缺盆穴と胸鎖乳突筋の痛み

水突・気舎・缺盆は足陽明胃経の経穴になります。胃経は、顔面部から始まり足の先まで体前面を流れていくため長く経穴数も多い経脈で、今回の水突・気舎・缺盆は頸部前面にある頭部を支える筋肉、胸鎖乳突筋の前面、間中、外方に位置する経穴です。

胸鎖乳突筋は、体幹前面にあり頭部を動かし支える筋肉で、疲労性の肩こりなどではあまりコリや張り感を訴えることは少ないのですが、むち打ち症(頸椎捻挫)などの頸部の外傷からの肩こりでは、つまむなど触れてると痛みやコリが多くみられ筋肉です。
むち打ち症などの外傷性の頸部捻挫では、アプローチポイントとして選穴することが多くあります。

運動器疾患以外としては、喉の痛みや腫れ、胸腔内の症状など呼吸器系の疾患に用いることが多い経穴(ツボ)ですが、経穴周囲には頸部リンパ節も多くあり、免疫系への影響についても考えることができます。

exit_to_app水突・気舎・缺盆:足陽明胃経

<足陽明胃経・水突・気舎・缺盆・むち打ち症・胸鎖乳突筋・リンパ節・免疫>

気戸・庫房・屋翳と胸郭出口症候群から五十肩まで

足陽明胃経の気戸・庫房・屋翳穴は、頸部の缺盆から鎖骨を通過して前胸部につながる経穴で、胸部が関係する疾患が主治となります。

缺盆から気戸にかけては、腕神経叢が上肢へ続く通り道となっていて、胸郭出口症候群の原因となる場所で、缺盆は、胸郭出口症候群(TOS)の診断に用いられる鎖骨窩の圧痛テスト(モーレーテスト)を行う位置となります。
胸郭出口症候群の症状としては、首の痛み、肩のコリ、手のしびれ、脱力感などがあらわれます。パソコンやスマホの使用頻度が高い人で操作姿勢が悪い人は注意が必要です。

気戸・庫房・屋翳は、大胸筋、小胸筋と胸部の筋肉上となるため、大胸筋・小胸筋が関係する肩関節周囲炎、いわゆる五十肩であったり、肩甲骨ジスキネジアなどの上肢の運動器障害や巻き肩、猫背などの不良姿勢からの肩こりなどの治療に使われる経穴(ツボ)となります。

運動器疾患以外に主治として、胸脇脹満、乳汁不良、乳腺炎など胸部に関係する疾患に使われます。

exit_to_app気戸・庫房・屋翳:足陽明胃経

五十肩と乳腺炎では全く違う疾患ですが、鍼灸治療は疾患に合わせて神経・筋への解剖学的アプローチ、経脈の特性使った経絡的アプローチ、解剖学的アプローチと経絡的アプローチをリンクさせた経筋・経線的アプローチなど疾患や症状をもとにアプローチを行うため、同じ経穴でも違う作用となります。

<胃経・経穴・胸郭出口症候群・五十肩・肩甲骨ジスキネジア>
<解剖学的・経絡的・経筋・経線・アプローチ>

この言葉、「桃紅柳緑」

「桃紅柳緑(とうこうりゅうりょく)」とは、桃の花の紅色と柳の緑の葉の美しさから春の彩りの豊かさを表した四字熟語になります。「柳緑桃紅」ということもあるようです。
出典は、王維「洛陽女児行」で中国唐朝時代(618年から907年)となっています。

臑会・肩髎・天髎穴と野球肩・五十肩の治療穴

臑会・肩髎・天髎穴:手少陽三焦経!の詳細をアップしました。
臑会・肩髎・天髎穴は、肩関節周囲から肩上部にかけての経穴(ツボ)となりるため、肩関節の痛みによく使われる経穴となります。
肩関節の痛みとしては、肩関節周囲炎、いわゆる五十肩やスポーツでは腕を振る動作の多い野球・テニス・バレーボールなどの競技があげられます。

肩関節の外傷・障害では、回旋筋腱板を傷めることが多く、三角筋も関係し運動痛の原因となるため、今回の臑兪・肩髎・天髎穴は、これらの筋肉へ解剖学的アプローチのできる経穴(ツボ)となります。
※回旋筋腱板:棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋

一般的に肩関節というと肩甲上腕関節を指し、この関節は2層構造で、表層にある三角筋と深層にある回旋筋腱板(ローテーターカフ)で構成されていて、関節を安定させる棘上筋(回旋筋腱板)と動作させる三角筋の関係をフォースカップルといいます。

exit_to_app臑会・肩髎・天髎穴:手少陽三焦経!の詳細

肩関節痛と鍼灸・接骨治療

病院で行う肩関節痛の治療では、障害や損傷を起こした組織を中心に治療を進めることが多いのですが、鍼灸治療では、経脈・経筋・経線と言われる経穴や筋筋膜の連鎖(つながり)を考慮し進めるため、障害や損傷を起こしている部位だけでなく、肩甲骨周囲や肘関節周囲など離れたところへのアプローチが早期改善には重要と考えています。

接骨治療というと、通電や手技・運動療法などの理学的施術を行いますが、当院では、鍼灸治療と同じように通電や手技施術に経穴や筋筋膜の連鎖(つながり)を考慮したアプローチを行っています。

肩関節を傷める場合を考えてみると、関節をぶつけるなど直接的な原因でなければ、何らかの動作が原因となりますが、スポーツや日常生活動作で肩関節だけを動かすことってあります?
ボールを投げたり、何かを抱えたり、転びそうになって手を着いたりしても肩関節だけに力がかかるということはないですよね。肩を傷めるほどの動きでは、肩関節とつながる背筋や上腕、肘などにも力がかかることになり、その結果、経穴や筋筋膜の連鎖(つながり)に歪みが生じていると考えることができます。
そのあたりを考えると肩の痛みで、痛みのあるところだけの治療ではと思います。

exit_to_app肩関節周囲炎の改善治療

<三焦経・肩関節痛・回旋筋腱板・三角筋・フォースカップル>

この一曲、「初恋」

「初恋」(はつこい)は、村下孝蔵の楽曲でデビュー4年目、5枚目のシングル。1983年2月25日にCBSソニーよりシングルが発売となっています。また、同年発売のアルバム「初恋〜浅き夢みし〜」の1曲目(アルバム・バーション)に収録されています。

歌詞の最初のフレーズが「五月雨は緑色・・・」で、印象深い楽曲です。
40年以上前に聴いた曲ですがとても好きな曲です。
歌詞にある五月雨は旧暦の5月なのでしょうが、このとろ雨の日が続くことから、この曲が浮かんできました。
感性が昭和の私には響く歌詞ですが、平成の人にはどうなんでしょう?

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