南接骨院・鍼灸院
ブログイラスト

ゆるり8月記-2025のまとめ

はじめよう鍼灸8月

令和7年8月の”はじめよう鍼灸”は「夏バテの解消」をテーマにスタートしました。

ニュースレター・ピックアップの修正加筆

過去のニューレター・ピックアップ記事を修正加筆しました。

  • 「エアコンでの冷やし過ぎと肩こり、足の痙攣」
  • 「肩こりの解消と僧帽筋への鍼灸治療」
  • 「手三里・肘髎穴」肘の痛みと鍼灸治療穴
  • 「夏の脚の冷えやむくみに吸角施術」
  • 「腰の筋肉が張って痛む腰痛に志室と肓門」
運動と体操、外傷・障害の修正加筆

ハムストリングスの筋肉の起始停止などの詳細を加筆
肩こりの改善ページについては、肩こりの原因別に鍼灸・吸角・接骨治療について改訂しました。

  • 「ハムストリングのストレッチ体操」
  • 「肩こりの改善に鍼灸マッサージと接骨治療」
陽明大腸経と任脈の経穴(ツボ)

手陽明大腸経、手五里・臂臑・肩髃・巨骨・天鼎・扶突・禾髎・迎香を3回に分けて詳細ページをアップしました。大腸経20穴については詳細アップ完了となりました。

任脈の下脘・建里・中脘・上脘・巨闕・鳩尾、6穴の詳細をアップとなります。奇経八脈の1つである任脈は、「陰脈の海」と言われています。

肩こりの改善に鍼灸マッサージと接骨治療ページの修正

肩こりの鍼灸・吸角・接骨治療の掲載ページを修正というよりも改訂に近い形となりました。

exit_to_app肩こりの改善に鍼灸マッサージと接骨治療

肩こりは症状ですので、大きく3つの原因が考えられます。

  • 疲労が原因の肩こり
  • 運動器のケガ・障害が原因の肩こり
  • 自律神経からの肩こり

それぞれの原因に対しての鍼灸・吸角・接骨施術について掲載しました。

できるだけ分かりやすくを目標に修正を始めましたが、追加と削除をしているうちにまとまりの悪い状態となりました。今後、少しずつ修正していきたいと思います。

姿勢については、ケンダルの姿勢分類表を作成していなかったため、作成ができましたら掲載予定です。上行性運動連鎖のイラストについても同じです。
イラスト作成には、時間がかかるので気長にお待ちください。

<肩こり・修正・鍼灸・吸角・接骨施術>

下脘・建里・中脘・上脘・巨闕・鳩尾の6穴をアップ

お臍の上にある水分穴に続いて胸骨下まで6穴、下脘・建里・中脘・上脘・巨闕・鳩尾の経穴詳細となります。

exit_to_app下脘・建里・中脘穴:任脈の詳細

exit_to_app上脘・巨闕・鳩尾穴:任脈の詳細

体幹の区分としては、上焦・中焦・下焦でいうところの中焦になり、消化器・循環器・婦人科・精神疾患や自律神経疾患による体調不良でよく使われる経穴(ツボ)が並びます。
今回の経穴はどれもよく使われますが、その中でも中脘穴はよく使われる穴で、この時期であれば、夏バテによる食欲不振、体幹のほてり、四肢の冷えなどでしょうか。

<任脈・自律神経不調・夏バテ>

顔のツボ、禾髎・迎香で手陽明大腸経は終わり

今回の禾髎・迎香穴は、美顔鍼や顔面神経麻痺、三叉神経痛などの治療に使われることの多い経穴(ツボ)となります。

exit_to_app禾髎・迎香:手陽明大腸経の詳細

顔のツボへの鍼

鍼施術で不安に感じる1つに施術での痛みだと思いますが、顔への鍼を自分でしてみると目や口周りは敏感に感じるため、ペンフィールドの顔面が大きく描かれているホムンクルスどおり、感覚が敏感であることが実感できますね。
そのため顔への鍼施術では、できるだけ細い鍼を使う事が多いです。

鍼の太さは、番数で分類

鍼の太さは番数で分類され、体への鍼の場合、当院では1番~5番を使用しますが、顔では0番から02番と細い鍼を使用します。

当院で腰痛や肩こり、スポーツ傷害などの運動器疾患の施術で、もっとも使用する2番鍼の直径は0.18mmとなります。では、注射は痛いから嫌いと言われる注射針はというと、注射針も処置に合わせて太さが色々で、一般的に23G(ゲージ)が多いようなので比べてみると、23Gの太さは0.65mmですので2番鍼は23Gの1/3以下になります。

当院では、鍼の太さは症状や体格、アプローチ方法によって変えていきますが、5番鍼でも0.24mmですので半分以下、顔に使用する最も細い02番鍼は0.12mmとなります。

全20穴で手陽明大腸経は、終わりました。やっと5つの経脈が終わり残り、9経脈となりました。ただ、経穴(ツボ)数の多い胃経、膀胱経が残っていますので、まだまだ先は長いですね。

<手陽明大腸経・禾髎・迎香・顔面鍼・太さ>

「腰の筋肉が張って痛む腰痛に志室と肓門」の加筆修正

日々是はり灸接骨日和ピックアップ記事2021vol.01を加筆修正しました。
exit_to_app「腰の筋肉が張って痛む腰痛に志室と肓門」

腰方形筋は、側屈や伸展などの動作で緊張し、筋・筋膜性の腰痛で緊張が強くなる筋肉でもあります。
腰痛はなくても、体幹を側方から支える筋肉ですので、この筋肉の過度な緊張は体が傾く原因になり、反対側の腰方形筋は引き延ばされた状態が続くため筋疲労が強くなります。
体の傾きが続くと重心が偏位するため、骨盤の歪みや殿筋から下肢へと筋の緊張がつながっていきます。

腰方形筋は、固有背筋の深部で少し深いところにあるため、手技施術と鍼施術での相互補完が治療のポイントとなります。

<ピックアップ・加筆修正・腰方形筋・志室・肓門>

肩から首にあるツボ、巨骨・天鼎・扶突

手陽明大腸経の巨骨・天鼎・扶突穴の詳細ページになります。
巨骨は肩鎖関節の近くで、棘上筋へのアプローチに使われるため、肩関節周囲炎(五十肩)や野球肩など肩関節の運動器疾患ではよく使われる経穴です。

巨骨から天鼎・扶突まで経穴図をみると、肩の端から側頸部へといきなり飛びますが、経脈の流れでは巨骨穴から第7頸椎棘突起下の大椎穴(督脈)で諸経と交会し、鎖骨上窩の缺盆穴(胃経)で枝分かれし天鼎・扶突穴と大腸へと分かれていきます。
このように経脈は1本道ではなく、分岐したり他の経脈と合流したりしています。

exit_to_app巨骨・天鼎・扶突:手陽明大腸経

大腸経は、手の第2指から始まり前腕、上腕、肩と体幹に近づいて第7頸椎の大椎穴につながりますが、アナトミートレインでの筋膜経線も同じように上肢から頸背部につながりっていて、経絡の中にある経筋とアナトミートレインは、不思議なほどよく似ています。

<大腸経・肩痛・経線・経筋・東洋医学>

肩の痛みと手五里・臂臑・肩髃穴のツボ

今回は、手陽明大腸経の経穴(ツボ)で手五里・臂臑・肩髃の詳細になります。
8月に入ってからは、以前に掲載したニュースレターやピックアップの加筆修正が続いていましたが、久しぶりに経穴(ツボ)の詳細をアップしました。

exit_to_app手五里・臂臑・肩髃:手陽明大腸経

手三里は、肘髎を基準に3寸、手五里は、手三里を基準に5寸となんとなくややこしいのですが、曲池を挟んで末梢へ2寸と中枢へ3寸となります。ただ、このように書くと経穴名がたくさん出てきて、更にややこしくなりますね。

臂臑、肩髃は、肩関節を動かす三角筋上にあり、肩関節の疾患によく使われる経穴(ツボ)で、特に肩髃は肩関節疾患の治療では有名穴です。

肩関節周囲炎では、動作痛や関節拘縮のため三角筋が硬く痩せていることが多く、ローテーターカフや関節包、靭帯だけでなく、三角筋へのアプローチも大切で、臂臑・肩髃は鍼灸治療でのアプローチポイントなります。

運動器の痛みに電気鍼

運動器疾患の場合は、経穴だけでなく筋・筋膜、神経、血管走行部へのアプローチも重要で、当院では、三角筋に圧痛や硬結がある場合は、筋の活性と緊張緩和、血流改善と除痛を目的に三角筋のトリガーポイント・圧痛点などへ鍼通電によるアプローチを行います。
鍼通電は、筋・筋膜へ直接的に通電刺激を行えることから、運動器の疾患には効果的な治療法の1つです。

日々是はり灸接骨日和ピックアップ Vol.05 No.01
exit_to_app「肩を動かす三角筋の痛みと鍼治療~肩痛と鍼治療」

手五里・臂臑・肩髃穴は、野球肩や五十肩、肩痛への鍼灸治療で選穴頻度の高い経穴(ツボ)になります。

<手五里・臂臑・肩髃・手陽明大腸経・肩痛・鍼通電>

「夏の脚の冷えやむくみに吸角施術」の加筆修正

日々是はり灸接骨日和ピックアップ記事2020vol.04「夏の脚の冷えやむくみに吸角施術」を加筆修正しました。

内容
  • 吸角と足の冷え、むくみの解消
  • 冷え、むくみの解消に体操、食事、マッサージも大切
  • 股関節を動かす体操

日々是はり灸接骨日和ピックアップ記事2020vol.04
exit_to_app「夏の脚の冷えやむくみに吸角施術」

吸角施術は、カッピング、吸玉とも呼ばれていて、皮膚を吸引する引圧刺激で皮下組織の癒着を取り、血液・リンパの循環を改善する施術で、押圧刺激となるあん摩指圧マッサージとは、お互いを補完することができる施術でもあります。

ふくらはぎのむくみ、疲れだけでなく、肩こりや背部の疲労の解消にも吸角施術はおすすめです。

<ピックアップ・ふくらはぎ・カッピング・吸角・疲労解消>

ハムストリングのストレッチ体操の加筆修正

運動・体操ページの「ハムストリングのストレッチ体操」を加筆修正しました。

ハムストリングスは、骨盤から始まり股関節を動かす筋肉で、スポーツで肉離れを起こすことの多い筋肉群です。硬く伸びにく人も多く、私自身もストレッチをすると硬さを実感しています。

股関節と膝関節にまたがる多関節筋(二関節筋)であるハムストリングスは、強力な殿筋とのつながりや大きな大腿四頭筋の拮抗筋としての働きなどを考慮したストレッチや筋肉トレーニングが肉離れの予防には大切です。

exit_to_appハムストリングのストレッチ体操

運動・体操については、モデルになってもらえる人がいませんので、イラスト作成の関係でなかなか新規・更新ともできていませんが、経穴(ツボ)詳細が終わりましたら、少しでも進めることができればと思っています。

<運動・体操・ハムストリングス・ストレッチ>

過去のピックアップ記事2本を加筆修正しました

今回は、ピックアップ記事2023vol.04「手三里・肘髎穴」肘の痛みと鍼灸治療穴とvol.5-No.03「肩こりの解消と僧帽筋への鍼灸治療」の2本を加筆修正しました。

日々是はり灸接骨日和ピックアップ:vol.5-No.03
exit_to_app「肩こりの解消と僧帽筋への鍼灸治療」

日々是はり灸接骨日和ピックアップ記事2023vol.04
exit_to_app「手三里・肘髎穴」肘の痛みと鍼灸治療穴

僧帽筋も腕の筋肉もつながってる

肩にコリを感じる一番の筋肉が僧帽筋で、体幹と肩甲骨をつなぐ筋肉で、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)で問題となる筋肉は短橈側手根伸筋や総指伸筋で上腕骨外側下端と手首をつなぐ筋肉となります。
この2つは、関係する筋肉は違いますが、筋・筋膜のつながりや運動は連鎖しています。

僧帽筋の疲労や障害からの肩甲骨の機能障害が肩や肘、手首の関節へのストレスとなったり、手首の使い過ぎからの肘の障害を庇うために肩や首へストレスになるなど、関係ないようで関係しています。

ニュースレターでは、内容を症状や治療だけでなく、体操や食事など広く取り上げ、ピックアップではニュースレターを補完するようにポイントを絞ってと思い始めましたが、最近は、境界が少し分かりにくくなっているので、少しの間ニュースレターはお休みしています。

<ピックアップ記事・僧帽筋・テニス肘・経穴(ツボ)>

ニュースレター2022vol.3の加筆修正

日々是はり灸接骨日和ニュースレター2022vol.3「エアコンでの冷やし過ぎと肩こり、足の痙攣」を加筆修正しました。

少し時間が経って読み返してみると、いろいろと気になるところが出てきますね。

日々是はり灸接骨日和ニュースレター2022vol.3
exit_to_app「エアコンでの冷やし過ぎと肩こり、足の痙攣」

肩やふくらはぎを冷やすことで、肩こりだけでなく五十肩のような症状があらわれたり、痙攣を繰り返すことで筋挫傷を起こしたりすることもあります。
今年も夏が暑いので、エアコンを使う機会が多くなっています。熱中症にならないためにもエアコンは大切ですが、エアコンや扇風機の腕や脚への直風は避けて、温度設定や風向きに気をつけましょう。

<ニュースレター・加筆修正・肩痛・足の痙攣>

”はじめよう鍼灸”8月は「夏バテと疲れの解消」

”はじめよう鍼灸”8月のテーマは、「夏バテには血の巡りと胃の疲れの解消」となります。
暑い屋外では水分補給は必須ですが、冷えた飲み物を取りすぎると胃腸に負担がかかり、食欲の低下や消化が悪くなったりします。さらに暑い屋外、冷えた屋内を出入りすることでも自律神経に負担がかかります。
発汗と血液の循環は、体を冷やすためには重要で多くのエネルギーが必要となるため、食欲の低下や消化不良は疲労感を強くします。

今回は、水分代謝、血液循環を調整し夏バテを予防・改善する経穴(ツボ)として、手少陰心経の通里、足陽明胃経の足三里、足太陰脾経の三陰交で手足左右で6穴を選んでみました。

通里穴は夏の経脈である心経の経穴となるため、血液の巡りを調整し、絡穴でもあるため表裏関係となる手太陽小腸経と連絡し小腸経にも影響する経穴(ツボ)となります。
足三里は多くの方が知る有名穴で、胃の調整だけでなく、免疫力に関係する経穴(ツボ)です。

三陰交は、足の太陰脾経、少陰腎経、厥陰肝経の交会穴で、三経脈が交わる経穴(ツボ)で、婦人科疾患に使われることが多い経穴でもありますが、足の三陰が交会するところですので、今回はこの経穴(ツボ)を選んでみました。

exit_to_app”はじめよう鍼灸”8月

自律神経系疾患の治療では、バランス治療となるため、頭部、手足だけでなく背部・腹部への鍼灸施術を行いますが、はじめよう鍼灸では、鍼灸施術への不安を少なくするため頭部、四肢の経穴(ツボ)を中心に選んでいます。

暑い夏も後半です。体調を整えて秋を迎えましょう。

<はじめよう鍼灸・通里・足三里・三陰交・夏バテ>

冷えと腰痛、はり灸のツボ「腰陽関」を更新しました

以前に掲載した日々是はり灸接骨日和ピックアップ記事を見直しながら内容を修正更新しました。
時間が経って読み返してみると、分かりにくいところや説明が足りないところなどいろいろとあって気になっていました。

経穴詳細の掲載もまだ途中でなかなか進みませんが、ピックアップ記事、ニュースレター、ケガ・障害などを巡回しながら修正更新していきたいと思います。

日々是はり灸接骨日和ピックアップ記事2022vol.04
exit_to_app冷えと腰痛、はり灸のツボ「腰陽関」

<ピックアップ記事2022vol.04・修正加筆>

健康ライフ情報

local_libraryニュースレター

関節や筋肉のケガや痛み、体の健康についてなど接骨院・鍼灸院の情報誌「日々是はり灸接骨日和のニュースレター」のトップページです。

local_libraryピックアップ

ニュースレターで取り上げたケガや障害などで使われるツボや筋肉、運動などをピックアップして掲載しています。

sentiment_very_dissatisfiedケガと障害の治療

日常生活やスポーツでのケガや障害を首や腰、肩、肘、手首、膝、足首、股関節など部位別で原因や症状、治療方法などを掲載しております。

articleケガ・痛み別での掲載

肩・腰・手腕・脚・健康とニュースレター、ピックアップを分類して掲載してあります。

fitness_center運動・体操

健康を保ち元気に過ごすためには、運動や体操は大切です。
ケガの予防、加齢による体力低下の予防、ケガから復帰など筋力トレーニング、ストレッチなどの運動・体操を掲載してあります。

thumb_up接骨院・鍼灸院

「ケガを治す、体を整える、体調を改善する」、接骨・鍼灸院の内容とかかり方の説明ページ

help鍼灸・吸角施術とは

鍼と灸、吸角(カッピング・吸い玉)を使用して刺激を行い、ケガや病気の治療やリラクゼーション、コンディションを行う施術です。

dashboard院内掲示WEB版

スポーツでのケガや腰痛、肩こりなど鍼灸治療、吸角施術、接骨・整骨施術について院内に掲示しているものを掲載しています。

arrow_circle_up