下脘(CV-10)
由来
下脘(げかん)の「脘」は管を意味し、胃の内腔を指す。胃の下部に位置することから名付けられる。
※由来には、諸説あります。
要穴
- 足の太陰、任脈の交会穴(甲乙)
ツボの位置
腹部、前正中線上で臍の上2寸。

主治・作用
- 消化器系の病症
- 胃脘痛、腹痛、腹脹、腹鳴、嘔吐、吃逆、食後不化、下痢
- 泌尿器系の病症
- 小便赤
- 和中理気
- 降逆止嘔
局所解剖
- 筋・筋膜
- 皮膚-皮下組織-白線-腹横筋膜-腹膜外脂肪-腹膜
- 血管・神経:浅層
- 浅腹壁静脈の枝
- 第9肋間神経前皮枝
- 血管・神経:深層
- 第9肋間神経前皮枝
その他
一名:幽門
掲載記事
少しお待ちください。