膝の痛みと鍼灸
歩行だけでなく階段や段差を降りる際に膝が痛むなど、加齢とともに膝の関節に痛みを抱える方も多くなります。
歩行時の痛みは、筋力の低下だけでなく膝が伸ばしきれていなかったり、外に広がった内反膝、いわゆるO脚の状態も痛みの原因となります。
膝のお皿の動きが悪い
太ももの前にある筋肉(大腿四頭筋)が硬く、お皿(膝蓋骨)下の組織もぽっこりとして押さえると痛みがあったり、お皿(膝蓋骨)の上下の動きが悪いなどの状態では、立ち上がり動作や踏み込み動作で膝関節への負担が強くかかるため、足が弱くなるからと無理にウォーキングをするとかえって痛みが酷くなります。
鍼施術は、ツボへのアプローチだけでなく、筋肉に対して直接アプローチでき効果的に治療を進めることができます。硬くなっている大腿四頭筋に対して鍼施術、膝蓋骨下の組織に対しては、膝の屈伸動作での滑走性の改善ためお灸施術をすることで、マッサージや運動法の効果を高めることができるため、膝の痛みには、理学療法と併せて鍼灸施術をおすすめします。
台風が過ぎた後も暑い日が続いています。心地よい秋は、まだまだ遠そうですが、スポーツの秋、食欲の秋に向け膝の痛みを解消して秋を満喫しましょう。
この一曲、「スキップ」
清原果耶さんで2020年発売の「今とあの頃の僕ら」のカップリング曲「スキップ」。
優しく爽やかな歌声を聴いていると、気持ちよい空の下をスキップできそうです。