南接骨院・鍼灸院
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ゆるり4月記-2025のまとめ

「はじめよう鍼灸」は、イライラや気持ちの落ち込みなどの解消を目的としたメンタルケアの鍼灸治療となります。 年度の始めの月ですので、体の疲れだけでなくメンタル面でも疲労がたまって肩こりだけでなく倦怠感がなかなか取れず、気持ちが不安定になってくることも。 鍼灸治療は、体内の調和だけでなく、変化する季節との調和も考え体調管理を行います。疲労が取れない、なんとなくイライラすなどは気血の滞りが原因の1つで、季節を考慮したアプローチで気持ちを落ち着かせ、自律神経の不調を調整します。

肝経の足五里・陰廉・急脈・章門・期門穴の詳細ページを掲載しました。足からの腹部への経脈の流れとなり、期門穴で肝経14穴は終わりとなります。足五里・陰廉・急脈あたりは、少しアプローチがしにくい部位ですが、章門・期門は重要穴です。

膝痛の原因となる1つとして、膝蓋下脂肪体についてピックアップ記事にしてアップしました。膝痛は、靱帯や半月板損傷などのケガだけでなく、使い過ぎや加齢などからいろいろと問題を抱えるようになります。その1に膝蓋下脂肪体の障害があります。

督脈の霊台・神道・身柱・陶道・大椎・瘂門穴の経穴詳細ページの掲載についてです。イラスト作成などのため2回に分けて掲載しました。督脈は、脊柱上の経穴で他の経穴の基準にもなるため、他の経穴も入れたイラストを作成すればよかったと反省しています。

豆苗を育てると出世するお話し。豆苗は2度美味しく食べられますが、さらにプランターなどで育てると出世魚のように名前を変えて育っていく、素晴らしい植物です。

はじめよう鍼灸4月のイライラの解消、自律神経の調整の終了と反省、はじめよう鍼灸5月の予定となります。

令和7年4月の「はじめよう鍼灸」はイライラ解消

年度末も終わり、4月は年度の始めとなります。体の疲れだけでなくイライラや気持ちがすっきりしないなど、心の疲れも合わさり、頭痛に肩こり、めまいなど体調がすぐれない日が続くことも。

二十四節気では、4月は春の後半となり、5月には立夏となります。代謝も高まり生き生きと元気になる季節ですが、気血が滞ると頭痛や肩こりだけでなく、イライラや気持ちの落ち込みなど自律神経の変調からこころが不安定になることがあります。これは、肝の働きである疏泄の不調によるものです。

今回は、肝の働き助け、滞りを解消する経穴(ツボ)として、百会、太衝、陽池穴を選んでみました。
exit_to_app「肝の滞りとメンタルケア-イライラ解消」
肩のコリ、疲労・倦怠感から気持ちが落ち着かないなどの方にオススメする鍼灸治療となります。

今回の経穴、陽池・太衝の詳細ページ

exit_to_app陽池・外関・支溝穴:手少陽三焦経!

exit_to_app大敦・行間・太衝:足厥陰肝経!

「はじめよう鍼灸」は、身近に鍼灸治療を!目的に行っています。
痛みも体調不良も軽いうちに治療することが大切です。

<はじめよう鍼灸治療・肝・疏泄・メンタルケア・気血の滞り>

足五里・陰廉・急脈・章門・期門穴の詳細ページ

厥陰肝経の足五里・陰廉・急脈・章門・期門穴の詳細ページをアップしました。
肝経は全14穴、期門穴で終点となります。
14経脈を巡りながら掲載していますので、なかなか終わりませんでしたが、経穴の少ない肺経、心経、心包経に次いで肝経が終わりました。残りの経脈の中では、膀胱経は経穴数が多いので、すべてが終わるにはまだ時間がかかりそうです。

肝経の足五里・陰廉・急脈穴は、泌尿器・生殖器系の疾患には有効となる経穴ですが、大腿部で股間の近くとなるため、なかなかアプローチが難しいところでもあります。ただ、運動器疾患で鼠径部痛症候群(グロインペイン)などの骨盤・股関節周囲の障害では選穴することもあります。

exit_to_appグロインペイン症候群の改善治療

章門は、脾の募穴、八会穴の臓会、足の厥陰と少陽の交会穴であり、期門は、肝の募穴、足の太陰、厥陰、陰維の交会穴となるため体調を整えるバランス鍼灸施術では重要経穴となります。

今月の「はじめよう鍼灸、肝の滞りとメンタルケア-イライラ解消」では、手足の経穴(ツボ)を中心に百会、太衝、陽池穴を選穴しましたが、腹部の経穴であれば章門・期門穴も選穴候補になります。

足五里・陰廉・急脈・章門・期門穴の詳細ページ

exit_to_app厥陰肝経の足五里・陰廉・急脈穴の詳細ページ

exit_to_app厥陰肝経の章門・期門穴の詳細ページ

免疫力の低下からの体調不良や病気が流行しています。鍼灸施術は、体内バランスを整え免疫力を改善できる施術です。

<脾の募穴・肝の募穴・肝経・鼠径部痛>

「膝の曲げ伸ばしでの痛みと膝蓋下脂肪体」をアップ

今年に入ってのピックアップ記事2本目は、膝蓋下脂肪体についてアップしました。

膝蓋下脂肪体が原因の膝の痛みは、靱帯や半月板損傷と違いややマイナーですが、なかなか取れない長引く痛みの原因の1つでもあります。

膝蓋下脂肪体が炎症や線維化で硬くなる原因には、捻挫・打撲などのケガやスポーツや日常生活での使い過ぎなどが挙げられますが、不良な姿勢や歩き方なども膝への負担となるため、スポーツをされない人も姿勢や歩き方に注意しないと膝蓋下脂肪体が原因の膝の痛みを起こす可能性があります

姿勢や歩き方は、脚の筋力だけでなく殿部、体幹など骨盤周囲の筋力も重要で、中高年になって筋力の低下だけでなく、膝関節に変形がともなってくると姿勢や歩き方の修正は少し大変ですので、早めにチェックしましょう。

痛みで膝をしっかりと伸ばすことができないと関節の安定性が低下し、関節の変形や靱帯・半月板を傷める原因となります。早めに治療を受けるようにしましょう。

ちなみに鍼灸治療では、外膝眼・内膝眼とよばれる経穴(ツボ)の位置で膝蓋下脂肪体に触れることができます。そのため、膝蓋下脂肪体が原因での鍼灸治療のアプローチポイントでもあります。

ピックアップ記事vol.6-no.2
exit_to_app「膝の曲げ伸ばしでの痛みと膝蓋下脂肪体」

<ピックアップ記事・膝・膝蓋下脂肪体・変形性膝関節症・外膝眼・内膝眼>

背中のツボ、督脈の霊台・神道・身柱穴

督脈の霊台・神道・身柱穴は、脊柱、いわゆる背骨の中心を流れる経脈にあるツボとなります。

対応する病症をみると胸郭内にある肺や心臓などの疾患となりますが、身体の中心となるため不良な姿勢からくる不調にも使われます。

経穴(ツボ)の位置は第3胸椎~第6胸椎で、左右には肩甲骨があり、肩甲骨を支える筋肉は胸椎とつながっていて、上肢の動きに連動してストレスがかかることになるため、五十肩や野球肩のような肩関節の痛みの治療で選穴することもあります。

exit_to_app霊台・神道・身柱穴:督脈!

<督脈・胸椎・肩甲間部・肺・心臓・五十肩・野球肩>

この言葉、「明哲保身」

明哲保身(めいてつーほしん)は、聡明で道理に明るい人は、危険を避け身を安全に保つの意。となっていますが、最近は、「保身」を自分の身の安全だけを考え、要領よく生きるという意味で使われることもあるようで、本来の意味からすると、受ける印象は随分と違ってきますね。
調べてみると他にも間違った使い方をしていることが、意外と多いのかもしれませんね。

首から頭へと続く、督脈の陶道・大椎・瘂門穴

胸椎、頚椎、頭部へとつながる経脈上にある経穴となります。

督脈は脊柱上を上行し、経穴は棘間にありますが、すべての棘間にはなく、ところどころない所があります。ただ、ないところには奇穴があったりもします。

脊椎を縦に流れる督脈と同じように膀胱経も縦に流れており、私が作成した経穴図では督脈だけ、膀胱経だけを描いているので、経脈や経穴の全体の関係を見るためにも、横のつながりもわかるように作ればよかったのではと反省しています。
ただ、多くの経脈や経穴を入れるとなると経脈名、経穴名を小さくしないといけなかったり、引出線だらけになってしまうので悩むところでもありす。
すべての経穴詳細が掲載できましたら、まとめとして複数の経脈を描いた上肢、下肢、体幹などの経穴図を作りたいとは思っています。

今回の経穴では、陶道穴の横並びとして、膀胱経の大杼穴、小腸経の肩外兪穴、大椎穴の並びが肩中兪穴となります。

大椎穴は、自律神経や呼吸、循環器の疾患だけでなく手足三陽経の交会穴であり、筋筋膜のつながりからもアナトミー・トレインでのアーム・ライン(AL)のティープ・バックアーム・ライン(DBAL)、スーバーフィシャルアーム・ライン(SBAL)が左右の上肢をつなぐポイントになるところでもあり、上肢、体幹、下肢の筋筋膜の痛みのアプローチポイントにもなります。

exit_to_app陶道・大椎・瘂門穴:督脈!

<督脈・頸椎・胸椎・アナトミー・トレイン・筋筋膜>

この言葉、「比肩随踵」

比肩随踵(ひけんーずいしょう)は、次々に続いて絶え間のないさま。多くの人があとからあとへと続くさま。となっています。類義語として「摩肩接踵(まけん-せっしょう」があります。

豆苗が絹さや、グリーンピースになる

食べ終わった豆苗を水につけておくと豆苗が育つことは、阿佐ヶ谷姉妹の話で知っていましたが。豆苗がさらに大きく育つと絹さや、グリーンピースになることは知りませんでした。まるで出世魚のようです。

スナップエンドウとエンドウ豆は、よく似ているのでもしかして同じ?と思いましたが、スナップエンドウは、グリーンピースをさやさら食べられるように改良されたものだそうです。

スナップエンドウも好きなので、もしかしたら豆苗がスナップエンドウに出世するならと期待してしまいました。

どの段階でも用途があり、美味しく食べらるので優秀な食物ですね。
ちょっとしたことから興味が湧いて調べてみると、なかなか楽しいです。

グリーンピースというとシュウマイのイメージがありますが、自分でシューマイを作るときは、買ってまでグリーンピースはのせませていませんでした。今回、知り合いに頂いたのでシューマイにのせてたところ、シューマイの味はともかくすばらしく立派に見えましたね。

最近のシューマイは、グリーンピースがのっていないものありますが、昭和の生まれですので、シューマイにグリーンピースはデフォルトなんですよね。
ところで、スーパーで気にしたことがなかったのですが、グリーンピースって缶詰?それとも生で販売されているのでしょうか。気になるので、スーパーに買い物に行った時に探してみようと思います。

グリーンピースとシュウマイについて書いていて、頭に浮かんだのが春日井製菓の豆菓子”グリーンピース豆”で、”うすピーナ”と混ぜると楽しく食べられます。

最後に鍼灸の経穴(ツボ)は、子供から大人になると経穴名が変わることはないですが、別名が付いていることはあります。

<豆苗・きぬさや・グリーンピース・シュウマイ・豆菓子・ツボ>

4月のはじめよう鍼灸は無事終了しました

4月のはじめよう鍼灸は、自律神経系の調整を目的に鍼灸を行いましたが、来月の”はじめよう鍼灸”は、ゴールデンウィークがはじまりますので、ゴールデンウィーク明けてからとなります。

4月がメンタルケアとしての鍼灸治療でしたのが、メンタルケアとしたためか、少し重く感じられたかもしれませんね。
不安ごとばかり考えてしまい気持ちがスッキリしない、なんとなく気分が乗らないなど日常よくあることで、”鍼灸でリラクゼーション”とするればよかったのかもしれませんね。

なんとなく疲れている、なんだかスッキリしないとき、気分転換に体操や散歩をするように気軽に鍼灸施術を受けてみてください。

5月は筋筋膜系の疲労として肩のコリの鍼灸治療を考えています。

<はじめよう鍼灸・自律神経・メンタルケア>

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