今月の経穴（ツボ）詳細のページは、足太陽膀胱経の曲差・五処・承光穴、足少陰腎経の復溜・交信・築賓、手厥陰心包経の大陵・労宮・中衝穴となります。大陵は、手根管症候群の治療穴です。
9月といえば、お月見ですね。暑い夏を振り返りながら鍼灸マッサージでリラクゼーション。体だけでなく心も癒やすことが大切。
東洋医学は自然とのつながりが強く、季節に合わせた食事、睡眠、はり灸治療など養生と治療法があります。
日々是はり灸接骨日和ニュースレターVol.5/No.2「手首の痛みはいろいろ」の掲載と記事となります。手首の痛みは捻挫や腱鞘炎だけでなくいろいろあります。
使い過ぎからの腱鞘炎、手首の捻挫など、骨に異常はないのに痛みが取れないなど、接骨・鍼灸治療については、ご相談ください。
今回は、目のかすみと曲差・五処・承光穴です。この3つのツボは頭にありますが、足の太陽膀胱経に属します。
曲差・五処・承光は前頭骨上にあり、頭痛、頭重感、めまい、目のかすみ、視力低下などの症状の改善に使われるツボです。
膀胱経は、頭部から脊椎に沿って足の先まで循行するため、肩のこりや頸部、腰部の痛みの治療には重要な経脈です。曲差・五処・承光は、肩こりが関係する頭重や目のかすみでは治療穴となります。
exit_to_app曲差・五処・承光：足太陽膀胱経！
肩こりは、体型や姿勢、仕事や生活動作なども関係し、肩こりを感じる場所も、首の後や肩甲の上であったりと人によって違うため、四診からコリの原因を探り、治療も原因に合わせた治療法や治療穴が大切となります。
肩こりは症状ですので、疲労だけでなく運動器のケガや障害からも起こるため、コリ感だけでなく動作痛やしびれがあれば運動器疾患の可能性もあり、強いコリ感、痛みがあれば注意が必要です。
exit_to_app肩こりの改善に鍼灸マッサージ治療
携帯やパソコンを使うことが多くなり、目への負担だけでなく不良姿勢による首への負担は肩こりの原因となります。不良な姿勢にならないように注意しましょう。
日々是はり灸接骨日和ニュースレター2022vol.4
exit_to_app「猫背と肩こりは、体操とはり灸で治す」
「Am I Wrong」は、ノルウェーの音楽デュオ、Nico&Vinz（ニコ&ヴィンツ）の曲で2013年4月12日にリリースとなっています。
この曲の一番のお気に入りは、イントロのギターですね。北欧のノルウェー感は感じませんがリズムもメロディーもいいです。
復溜・交信・築賓穴は足少陰腎経の経穴で、免疫力と足の痛みとなっていますが、これは、経絡的効果と解剖学効果からなります。
経絡的効果として、東洋医学での腎は生命力と関係するところで免疫力とも無関係ではなく、これらの経穴は、免疫力を改善するツボとしてポイントとなる経穴です。
解剖学的効果では、アキレス腱、後脛骨筋腱、長母趾屈筋腱、長趾屈筋腱、脛骨神経などが通過するところで、筋腱が通過する内果後方から下方は、内果を支点に巻くように曲がるwrap around構造のため運動器障害を起こしやすく、足の内果上方の復溜・交信・築賓穴、内果後方から下方の太谿、大鍾、水泉、照海は足の運動器疾患の治療ポイントです。
exit_to_app「復溜・交信・築賓：足少陰腎経！」
exit_to_app「大鐘・水泉・照海穴：足少陰腎経！」
日々是はり灸接骨日和 ピックアップ記事2023vol.01
exit_to_app「足腰が疲れる冷える人の腰痛に飛揚と照海穴」
スポーツ外傷・障害への鍼灸施術では、痛みの緩和だけでなく血行や筋・筋膜の機能改善などを目的に理学療法と併用することで効果的に治療を進めることができます。
今回の復溜・交信・築賓や大鐘・水泉・照海などの経穴（ツボ）は内果周辺にあり、捻挫、挫傷だけでなく筋腱の滑走障害、神経の絞扼障害などスポーツ外傷・障害を起こしやすいところです。
足首周囲の痛みには、今回取り上げた経穴を中心に関連する筋・筋膜へのアプローチは、早期回復へつながります。
運動中に痛みや違和感を感じたら、早めの治療が大切です。
exit_to_app「アキレス腱炎・周囲炎の改善治療」
exit_to_app「シンスプリント（脛骨過労性骨膜障害）の改善治療」
「Espresso」は、Sabrina Carpenter（サブリナ・カーペンター）の曲で、2024年6月28日リリースとなっています。
夏は過ぎてしまいましたが、夏の思い出ということでピックアップしてみました。
もうすぐ、中秋の名月、十五夜お月様といえば、お月見と団子ですが、中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」などと呼ばれることもあるようで、今年は9月17日が中秋の名月となります。
体を癒やすことは、病気やケガの予防にもなります。鍼による自律神経の調整作用やマッサージによる筋疲労の解消、お灸には、温熱による鎮痛・鎮静作用だけでなくヒートショックプロテイン作用による免疫効果や香りによるリラックス効果もあります。
暑い夏が過ぎて心地よい風が吹く秋に変わっていきます。夏の疲れには、鍼・灸・マッサージでからだを癒やし、中秋の名月と十五夜は少し違うようですが、あまり細かく考えないで十五夜お月様にうさぎを探し、のびりと団子を食べて秋の夜を過ごせば心も体もリラックスでき、夏の疲れも解消されて心も体も元気になりますね。
exit_to_app「カラダと健康の関連記事」
exit_to_app「鍼灸の道具や施術方法、対象疾患と効果」
「たそがれマイ・ラブ」は、大橋純子さんの10枚目のシングルで、1978年8月5日に日本フォノグラム（現：ユニバーサル ミュージック ジャパン）よりリリース。
車でも部屋でもよく聴きました。楽曲も歌声もすばらしかったですね。
手厥陰心包経は、天池から始まり中衝までの全9穴になり、今回は、最後の3穴で大陵・労宮・中衝穴についてです。
前腕前面中央を流れる経脈は、正中神経に沿う形となり、大陵穴は手首の痛みやシビレの原因となる手根管症候群の治療穴でもあります。
手のひらには、労宮以外に肺経の魚際穴、心経の少府穴があり、細かな作業で手指の疲れを感じる人には、マッサージポイントとなります。
exit_to_app「大陵・労宮・中衝穴：手厥陰心包経の詳細」
「亜麻色の髪の乙女」は、島谷ひとみの7枚目のシングルとして、2002年5月9日にavex trax（現：エイベックス・エンタテインメント avex traxレーベル）より発売となっています。
この曲は、1968年に発売されたヴィレッジ・シンガーズの楽曲のカバー曲となります。
前回、厥陰心包経の大陵穴が手根管症候群の治療ポイントと書きましたが、手根管症候群とは、手首の中央に通る正中神経の障害で、指のしびれや痛み、つまむ動作などが上手くできないなどの症状があらわれる末梢神経障害です。
原因は、手首や指の使い過ぎ、手首の捻挫・骨折などのケガ、女性ではホルモンバランスが問題となることもあります。
一般的な治療としては、固定による局所の安静、外用薬やステロイド注射、重度では手術となりますが、理学療法や鍼灸治療も有効な施術です。
exit_to_app「手根管症候群の改善治療」
手根管症候群は正中神経の手根管部での障害ですので、正中神経に沿った厥陰心包経は治療ラインとなりますが、手根管内を通る腱は、肘内側から始まる屈筋群のため、少陰心経はアプローチポイントなります。
手根管内の内圧を取り、腱、神経の滑走性をよくするためにも、安静だけでなく鍼灸施術、理学療法は有効な治療です。
「Bye Bye Bye」は、NSYNC（イン・シンク）3枚目のスタジオアルバム、「No Strings Attached」に収録された曲で、2000年3月21日にJiveRecordsからリリースとなっています。
ミュージックビデオでは、手首にひもの付いた操人形での演出となっています。
手根管症候群になりそうですね。
8月も過ぎ、9月に入ると秋が始まる気がしますが、秋が始まる立秋は8月7日、気候的には真夏ですね。
9月22日は秋分の日、秋の中間点で前半と後半の分かれ目となり、秋分を境に冬へと向かい11月7日が立冬となります。
今年は、残暑も台風の影響なのか蒸し暑さが続いています。涼しいく心地よい風が吹くのは、もう少し後になりそうです。
夏から秋へと季節の変化に合わせて体調も変化します。睡眠方法や食事の内容も季節の変化に合わせて変えてみるといいかもしれません。
薬膳では、夏の暑熱が残る秋の前半は「温燥（おんそう）」、寒気が入り込む秋の後半は、「涼燥（りょうそう）」に分け、食材や調理方法も変えていくようで、一年中、ビールに唐揚げ、ポテトと同じ内容ではダメと言うことになります。
1日1食は、旬を取り入れた食事を心がけましょう。
鍼灸も薬膳と同じ東洋医学が基礎ですから鍼灸治療でも、季節の変化を考慮した施術を行います。 といっても、捻挫や肉離れなど外傷性の運動器疾患は季節と関係がないので別ですが。
ただ、体調を整えるコンディショニングでは筋・関節などの運動器だけでなく自律神経も重要ですので、今の季節では、肺をいたわる調整穴はアプローチポイントになります。
健康の維持には、不足を補い、不要なものを排除する補瀉調和が大切です。
「Un-Break My Heart」（アンブレイク・マイ・ハート）は、1996年4月22日にToni Braxton（トニー・ブラクストン）が発表した楽曲となていて、アルバム『シークレッツ』に収録された曲です。
久しぶりのニュースレターの発行となります。これまでとは少し違う感じなっています。
今回は、手首、手関節の痛みについてです。
スポーツでは、手首を傷める捻挫が多いと思いますが、捻挫がきっかけとなって起こる運動器障害もあります。
骨折であれば安静固定、リハビリとしっかりと治療される場合が多いでしょうが、捻挫となると軽くとらえて安静固定もリハビリも中途半端になりがちです。
骨折は重度で捻挫は軽症ということではありませんので、しっかりと治療をしましょう。
捻挫のリハビリを希望の方は、ご相談ください。
日々是はり灸接骨日和ニュースレターVol.5/No.2
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関節や筋肉のケガや痛み、体の健康についてなど接骨院・鍼灸院の情報誌「日々是はり灸接骨日和のニュースレター」のトップページです。
ニュースレターで取り上げたケガや障害などで使われるツボや筋肉、運動などをピックアップして掲載しています。
日常生活やスポーツでのケガや障害を首や腰、肩、肘、手首、膝、足首、股関節など部位別で原因や症状、治療方法などを掲載しております。
肩・腰・手腕・脚・健康とニュースレター、ピックアップを分類して掲載してあります。
健康を保ち元気に過ごすためには、運動や体操は大切です。
ケガの予防、加齢による体力低下の予防、ケガから復帰など筋力トレーニング、ストレッチなどの運動・体操を掲載してあります。
「ケガを治す、体を整える、体調を改善する」、接骨・鍼灸院の内容とかかり方の説明ページ
鍼と灸、吸角（カッピング・吸い玉）を使用して刺激を行い、ケガや病気の治療やリラクゼーション、コンディションを行う施術です。
スポーツでのケガや腰痛、肩こりなど鍼灸治療、吸角施術、接骨・整骨施術について院内に掲示しているものを掲載しています。