霊台(GV-10)
由来
霊台(れいだい)の「霊」は心霊を指し、「台」は高い所を指す。上背部で心臓の近くにあることから名付けられる。
※由来には、諸説あります。
要穴
- 記載なし
ツボの位置
背部正中線上で第6胸椎棘突起下の陥凹部。

主治・作用
- 呼吸器系の病症
- 咳嗽、喘息、身熱、悪寒、項部痛、気管支炎
- 消化器系の病症
- 胃脘痛、胆道回虫症
- その他
- 熱病、瘧疾、疔瘡、肋間神経痛
- 清熱化痰
局所解剖
- 筋・筋膜
- 皮膚-皮下組織-棘上靱帯-棘間靱帯
- 血管・神経:浅層
- 第6胸神経後枝内側皮枝の伴行動・静脈
- 棘突起間の椎体外(後)静脈叢
- 血管・神経:深層
- 第6胸神経後枝内側皮枝、第6肋間後動・静脈背側枝の枝
- 第6胸神経後枝の枝
その他
脾熱を主る
霊は「陰気の精気」で「いのち」の意もある。「心は霊台という」(鍼灸抜萃大成)
掲載記事
少しお待ちください。