頚部痛と胃経のツボたち人迎・水突・気舎・缺盆穴
胃経は下顎の大迎穴で分枝したあと頚部前面から鎖骨上窩まで下行します。この時、頚部を前面から支える胸鎖乳突筋上を下行します。この胸鎖乳突筋上に人迎・水突・気舎穴があります。
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「水突・気舎・缺盆:足陽明胃経」
人迎・水突・気舎穴がある胸鎖乳突筋は頭部を支える筋肉で、頭部の位置で作用は変わりますが基本的には頚部の屈曲・側屈・回旋の作用があり、過度な筋肉の緊張は頚部に痛みを起こすだけでなく、めまいなどの原因にもなります。
胸鎖乳突筋が過度に緊張を起こす原因としては、むち打ち症のような頸部への外傷がありますが、頭部が前方に突き出す姿勢不良も大きな要因となります。
頚部の痛みは、僧帽筋などの後部の筋肉ばかりでなく前面にある胸鎖乳突筋も重要なポイントで、肩こりだけでなく頭痛やめまいなどの症状がともなう場合は、胸鎖乳突筋の緊張が強くなっていないかチェックします。
さらに胸鎖乳突筋の深層には、同じような働きをする斜角筋があり、この筋肉に過度の緊張と手のしびれや痛みなどの症状がある場合には胸郭出口症候群が疑われます。
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「胸郭出口症候群(TOS)の改善治療」
人迎・水突・気舎・缺盆穴と頸部前面を流れる胃経ですが、缺盆穴は治療穴としてよりも多くの経脈がここを通り体内へとつながる要衝で、解剖的にも神経、血管、リンパが集まるところでもあります。
人迎・水突・気舎・缺盆穴のあるところは、デリケートな部位ですので鍼灸施術では慎重にアプローチを行います。
<胃経・頸部痛・不良姿勢・胸鎖乳突筋・めまい・頭痛>