天柱(BL-10)
由来
天柱(てんちゅう)の「天」は頭、「柱」は頭を支える柱を意味し、項部にあって柱のように隆起している筋肉の頭部付着部にあることから名付けられる。
※由来には、諸説あります。
要穴
- 記載なし
ツボの位置
僧帽筋外縁の後髪際の陥凹中で、正中より1.5寸。または、亜門穴の外側1.3寸、僧帽筋外側。

主治・作用
- 頭顔面部・五官の病症
- 頭痛、項部の強ばり、めまい、鼻づまり、灸買う障害、目の充血・腫れ・痛み、咽喉の腫れ・痛み
- その他の病症
- 寝違い、肩背部痛
- 清頭散風
局所解剖
- 筋・筋膜
- 皮膚-皮下組織-僧帽筋-頭板状筋-頭半棘筋
- 血管・神経
- 後頭動脈
- 副神経、頚神経叢筋枝、脊髄神経後枝、大後頭神経
その他
風府穴外側1寸の上天柱(沢田流)
掲載記事
「首筋や肩のこりに3つのツボ:天柱・肩井・外関 このツボ、ここに鍼!肩こりのツボ」
日々是はり灸接骨日和ピックアップ記事2020vol.02
「肩こりの解消と僧帽筋への鍼灸治療」
日々是はり灸接骨日和ピックアップ Vol.05 No.03
※つながり記事にリンクがあります。