飛揚(BL-58)
由来
飛揚(ひよう)は飄揚(は風に吹かれてひるがえり、高く上がること)の意。少陰に向けて絡別し、経気が風のように素早く流れていくことから名付けられる。
※由来には、諸説あります。
要穴
- 本経の絡穴(霊枢)
ツボの位置
下腿外側、腓腹筋外側縁で崑崙穴の上方7寸。
主治・作用
- 循行部の病症
- 腰背部の痛み、下肢の痛み・しびれ・麻痺、腓腹筋の痛み、踵の痛み
- 頭顔面部・五官の病症
- 頭痛、目眩、鼻づまり、鼻血
- その他の病症
- 神志の病症、発熱無汗、痔疾
- 舒筋活路
局所解剖
- 筋・筋膜
- 皮膚-皮下組織-腓腹筋、ヒラメ筋
- 血管・神経
- 腓骨動脈
- 脛骨神経、外側腓腹皮神経
その他
別名:厥陽
掲載記事
日々是はり灸接骨日和ピックアップ記事2023vol.01
日々是はり灸接骨日和ピックアップVol.05No.02

