腹筋と胃経のツボたち
前回は、胸部前面の大胸筋を流れる胃経についてでした。今回は、胸部前面を過ぎ腹部へとつながっていく経穴(ツボ)で、胃経は腹直筋上を流れていきます。
腹直筋は腹部にある腹筋群の1つで、他の外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋は腹直筋鞘でつながり骨盤や白線に停止し、この白線は任脈のラインとなります。
胃経は胃腸の不調など消化器疾患に使われることの多い経絡ですが、胃経は腹直筋上にあることから腹筋の過度な緊張の解消にも効果的でグロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)のようなスポーツ障害の治療や予防、パフォーマンスの改善にも有効な経絡でもあります。
胃腸の不調だけでなく婦人科疾患にも関係
胃経は、乳汁や月経など女性特有の問題にも使われる経穴(ツボ)があり、胸部から腹部へとつながる胃経ラインと乳腺堤(ミルクライン)が近似することから女性ホルモンとの関係や胃経の気血作用からも婦人科疾患とは関係が深い重要な経穴(ツボ)となります。
腹部の胃経の経穴(ツボ)
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不容・承満・梁門
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関門・太乙・滑肉門
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天枢・外陵・大巨
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水道・帰来・気衝
鍼灸治療は、目的によってアプローチ方法を変えることで、自律神経を整えたり運動機能を改善できます。
<胃経・経穴・胃腸不調・乳汁・月経・スポーツ障害>