鍼とお灸の痛みは不安
鍼灸治療に不安を感じる方の多くは、「鍼は痛い」、「お灸は熱い」といったところでしょうか。
接骨治療は、通電やマッサージなど理学療法ですので不安は少ないないと思いますが、鍼灸治療は、鍼を刺し、もぐさを燃やすため、色々と不安を高める方向へと想像してしまうのもしかたありません。ただ、鍼は経穴や筋・筋膜、神経など治療ポイントを刺激することが目的ですので、薬剤投与が目的の注射針と違い管状ではなく細く、刺入時の痛みや組織の損傷が最小限になるように工夫されています。
鍼は痛い？
鍼を痛く感じるのは、鍼を皮膚に刺入する時の痛みがほとんどです。刺入時に痛む原因としては、皮膚にある痛点を刺激した場合が多いのですが、できるだけ痛みがでないように工夫しています。ただ、体調や施術部位で痛みの感じ方が違うため絶対に痛くないとは言えませんが、想像するほど痛みは強くないと思います。
お灸は熱い？
お灸は熱いのかですが、もぐさを燃やすため熱いといえば熱いです。お灸の施術もいろいろとあり、皮膚に直接行う方法と温灸といわれる間接的な方法などいろいろですが、施術部位や目的によって選択します。
直接灸は皮膚に直接ですので熱く感じるますが、時代劇でみられるプチトマトのような大きなお灸ではないです。米粒、その半分の程度の大きさなのでチカッという感じの熱さになります。
当院では、マッサージや鍼など他の施術と組み合わせることも多く、間接灸がほとんどで、ジワッと熱く感じる程度です。
exit_to_app鍼灸の道具や施術方法、対象疾患と効果
鍼の痛みは不安が原因
鍼施術での痛みを強く感じるのは、怖いという不安が一番の原因ではないかと思います。鍼をしますと声をかけて、指で肌に触れると痛いと声を上げる人もいます。本来なら鍼で筋肉がゆるみ、血行が良くなるのでリラックスできるはずですが、不安がストレスとなって交感神経が高まると痛みに対して過敏になります。
肩こり、腰痛、スポーツ障害だけでなく、自律神経の調整など、鍼・灸施術は効果的に治療を進めることができます。できるかぎり不安な気持ちにならないよう心がけていますので、痛みや体調不良でお悩みの方は、ご相談ください。
exit_to_app鍼とお灸の不安を解消
この一曲、「Baby,with u」
「Baby,with u」は、eillの2ndアルバム「my dream box」の収録曲で2024年9月7日リリースとなっています。
寒くなるとなんとなくこの系の楽曲が聴きたくなります。