瞳子髎・聴会・上関
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経絡

瞳子髎・聴会・上関

瞳子髎(GB-01)

由来

瞳子髎(どうしりょう)の「髎」は、骨の間隙。「瞳子」は瞳孔を指し、眼窩外側の陥凹部に位置するため名付けられる。
※由来には、諸説あります。

要穴

手太陽小腸経と手少陽三焦経、足少陽胆経の交会穴

ツボの位置

目の外眼角から五分の陥中。

瞳子髎

主治・作用

頭痛、目の充血、目の痛み、視力減退、三叉神経痛

  • 清熱散風
  • 活絡明目

局所解剖

筋・筋膜
皮膚-皮下組織-眼輪筋-側頭筋膜-側頭筋
血管・神経の浅層
頬骨神経の頬骨顔面枝、頬骨側頭枝
血管・神経の深層
前・後深側頭動・静脈
前・後深側頭神経

その他

一名を前関

face目尻のしわができるところで、美顔鍼でも使われます。

掲載記事

聴会(GB-02)

由来

聴会(ちょうえ)の「聴」は、耳の機能であり、「会」は集まるという意で、聴覚機能に関わるため名付けられる。
※由来には、諸説あります。

要穴

ツボの位置

下顎骨の関節突起後ろで、口を開けたときにできる陥凹部。

聴会

主治・作用

耳鳴り、難聴、耳痛、耳下腺の腫れ、中耳炎、外耳炎、頭痛、歯痛、顎関節症、めまい、顔面神経麻痺など。

  • 清熱散風
  • 通関開竅

局所解剖

筋・筋膜
皮膚-皮下組織-耳下腺囊-耳下腺
血管・神経の浅層
耳介側頭神経、大耳介神経
血管・神経の深層
浅側頭動・静脈
顔面神経

その他

一名を後関、前関は上関(客主人)の前、後関は下関の後ろ。

掲載記事

上関(GB-03)

由来

上関(じょうかん)は、頬骨弓の上方で下関穴と相対するため名付けられる。

※由来には、諸説あります。

要穴

足少陽胆経と手少陽三焦経と足陽明胃経の交会穴

ツボの位置

下関穴(下顎切痕と頬骨弓の間の陥凹部)の上方で頬骨弓上縁の陥凹部。

上関

主治・作用

耳鳴り、耳痛、頭痛、顔面痛、歯痛、顎関節症、めまい、顔面神経麻痺、目の疾患など。

  • 清熱散風

局所解剖

筋・筋膜
皮膚-皮下組織-浅側頭筋膜-深側頭筋膜-側頭筋膜下疎性結合組織-側頭筋
血管・神経の浅層
耳介側頭神経、顔面神経の側頭枝
血管・神経の深層
浅側頭動・静脈
前・後深側頭神経の分枝

その他

※以前は客主人とも呼ばれていた経穴。

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