師走は風門穴に鍼灸で免疫力アップ
日々是はり灸接骨日和ピックアップ記事2020vol.06
風邪の出入り口
12月は、色々と忙しい月で忙しさからイライラや疲労が溜まる時でもあります。
肩こりや背中の張りから疲労が溜まると、免疫力が下がって風邪を引く原因にもなるため、疲労を溜めないようにすることが大切です。
背中の疲労は風邪のもと
疲れると背中のコリや張りを感じることが多いと思います。腕の動きを支える筋肉は、肩甲骨とつながり、肩甲骨は、背骨と筋肉でつながっています。このため、腕を使うと背中の筋肉が疲労し、コリや張りが出てきます。
肩甲骨の間には、たくさんのツボがありますが、首の付け根で肩甲骨の間にある風門穴は、肩こりのツボで、風邪の治療や予防に使われるツボです。
風門穴
offline_pinツボの由来
「風」は風邪、「門」出入りする所を指しすため風門と命名
※由来には、諸説あります。
offline_pinツボの位置
背骨の第2胸椎棘突起下の外側1.5寸

offline_pinこのツボこんな症状に使われます
鼻水、鼻づまり、頭痛、悪寒発熱、首や背中のこわばり、肩こりなど
おわり
肩や背中のコリにともなって、寒気がするなどカゼを引く前触れを感じたら、このツボを温めたてほぐしてあげると楽になると思います。
疲労回復には、適度な体操を行い、睡眠と栄養を十分に摂るようにしましょう。
なかなか取れない背中の疲労感やコリ感などには、鍼施術がおすすめですが、苦手な方には、吸角施術をおすすめします。
年末月の忙しくなる時です。年始に向けて体調管理に鍼灸や吸角でよいお年を迎えてください。
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トレーニングや食事などの記事については、体調、体質に配慮して自己責任でお願いいたします。