大腿部筋のストレッチ
大腿部の筋肉を伸ばす弛める大腿四頭筋を伸ばす
大腿部前面にある筋肉で、大腿直筋、中間広筋、外側広筋、内側広筋の4つの筋肉からできています。
この筋肉の柔軟性が悪くなると腰や膝の痛みにつながります。
高齢者の方では、殿筋の衰えや疲労は歩行力やカラダのバランス力を低下させて転倒の原因にもなるため、筋肉を鍛えること、しっかりと伸ばし柔軟性を高めることが大切です。
大腿四頭筋と股関節を伸ばす

立った状態で大腿四頭筋をストレッチしていきます。
体のバランスを取りながらゆっくりと筋肉を伸ばしていき、股関節を伸ばすことで大腿四頭筋をしっかり伸ばすことができます。
- 膝が直接床に当たらないようにマットまたはクッションを入れましょう
- 股関節を伸ばして身体が前に曲がらないように
- 立位なのでバランスに注意
- 関節や筋肉に痛みを感じたら中止しましょう
うつ伏せで大腿四頭筋を伸ばす

太腿の前の筋肉(大腿四頭筋)のうつ伏せでのストレッチ。
うつ伏せで行うので転倒の危険もなく安全にストレッチ体操ができます。
膝を曲げてお尻につくように大腿四頭筋をゆっくりと伸ばしていきましょう。
※膝の痛み、腰の痛みを感じたら中止してください。
- うつ伏せでおこないますので、骨盤などが当たり痛くならないようマットを敷きましょう。
- 膝を曲げ手で足首あたりをつかんで引き寄せます。
- 膝を曲げていくときに、お尻が持ち上がったり膝が外に開かないように注意しましょう。
- ストレッチ動作にて膝の痛み、腰の痛みなどが現れたらそこまで止めてくください。
- 太ももの前面が伸ばされるのを確認しながらゆっくりと行ってください。
運動や体操は、自分の体力、体調に合わせて十分に注意して行って下さい。
毎日、コツコツと続ける事が大切です。