湧泉・然谷・太谿
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経絡

湧泉・然谷・太谿

湧泉(KI-01)

由来

「泉」は噴き出す水を指し、「湧」は水が噴き出すことを指す。腎経の井穴で脈気が湧き出すところから名付けられる。
※易学では、水の生ずる所を「天一」と呼ぶ。
※由来には、諸説あります。

要穴

  • 本経の井穴。
  • 五行の木に属す。

ツボの位置

足底部にあり、足趾を屈曲させるとできる陥凹部。第2、3趾と踵を結ぶ線上で踵より2/3のところ。

腎経の湧泉穴

主治・作用

足の冷え痛み、熱感、むくみ、頭痛、めまい、高血圧
ショック症状、ヒステリーなど精神性疾患
腎臓疾患

  • 通関、開竅、安神、鎮静の作用がある救急穴

その他

別名を地衝。

掲載記事

然谷(KI-02)

由来

然谷の「然」は、然骨=舟状骨のことで、「谷」は陥凹部を指し、然骨下方の陥凹部にある経穴のため名付けられる。
※由来には、諸説あります。

要穴

  • 本経の栄穴。
  • 五行の火に属す。

ツボの位置

内くるぶし下の舟状骨粗面前下方の陥凹部。
※沢田流:通常の然谷より1寸前方の赤白肉際に取る。

腎経の然谷穴

主治・作用

下肢のシビレ、足の腫れ痛み、冷え
高血圧、咽喉痛、下痢、食欲不振、月経不順、発汗異常
泌尿器、婦人科疾患など

  • 滋陰補腎
  • 清熱利湿

その他

別名を然骨・龍淵・龍泉

掲載記事
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太谿(KI-03)

由来

太谿の「太」は大を指し、「谿」は渓谷の渓と同じ意味。腎水が湧泉より出て然谷を流れ大谿へと集まるため名付けられる。

※由来には、諸説あります。

要穴

  • 本経の兪穴。
  • 五行の土に属す。
  • 本経の原穴。

ツボの位置

内果(内くるぶし)の突起の高さでアキレス腱との間。
※沢田流:内果下と舟状骨下を結ぶ線上の中間

腎経の太谿穴

主治・作用

腰背痛、下肢痛、シビレ、麻痺、アキレス腱痛
頭痛、めまい、歯痛、耳鳴り、難聴
咳、胸痛、心痛、下痢、排便困難、頻尿、月経不順
不眠、健忘

  • 調補腎気
  • 通利三焦

その他

一名を呂細

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