捻挫、挫傷、打撲と接骨院
運動器の外傷・障害
はり灸・接骨・整骨施術check_box 捻挫とは
捻挫とは関節を「捻る(ひねる)」「挫く(くじく)」ことで、関節に不自然な力がかかって、関節を支える靱帯や周囲の組織が損傷した状態を指します。

- 関節の過度の動き
- 関節を捻る動き
- 関節が引き延ばされる動き
- 関節がズレる動き
捻挫は、手や足の関節だけでなく脊椎など関節のあるところ全てで起こります。関節を支える組織のケガですので、急な力や強い力だけでなく、小さな力の繰り返しでも発生します。
check_box 挫傷(肉離れ)とは
肉離れは俗称で、正式には「筋挫傷(きんざしょう)」といい、筋・筋膜、腱などの損傷を指し、スポーツで多いケガですが、日常生活でも些細な動作からも起こります。

- 筋肉が急に伸ばされたり、強く伸ばされる
- 筋肉を強く縮めたり、急に縮める
- 筋肉が伸ばされる動きに対して筋肉を縮める
筋肉が無理に伸ばされたり、ジャンプやダッシュのように急に力をいれる動作、ジャンプ後の着地や方向転換、動きを変えたり止めるような運動で発生しますが、繰り返しの動作でも筋損傷は起こります。
筋挫傷は、筋肉の縮む、伸びる動きだけでなく、衝突や接触などで筋肉に直接外力が加わり筋肉を損傷することもあります。
こんなことが原因で捻挫・挫傷
ねんざ・挫傷(肉離れ)というとスポーツでのケガや転倒などが発症の原因と考えてしまいますが、ギックリ腰やむち打ち、筋肉の痙攣後の痛みも捻挫・挫傷であったり、普段、気にもとめないような繰り返しの動作や姿勢を変える動作などからも捻挫・挫傷を起こします。また、スポーツ障害などは、過度の繰り返し動作や不適切な運動動作から関節や筋肉を傷めることが多く、これらも捻挫、挫傷の範疇となります。
check_box 打撲(打ち身)とは
接触や転倒などの強い衝撃によって、筋線維や血管が損傷することを打撲といいます。
打撲だからと軽く考えず、受傷部位や衝撃の強さによっては注意が必要となります。特に関節周囲での打撲では、骨折がなくても靱帯や軟骨などの損傷を起こしたり、打撲だけでなく筋挫傷を起こすこともあります。
check_box 治療が大切
捻挫、挫傷、打撲は、治療が大切で軽度でも放置すると関節が硬くなったり、筋肉の柔軟性が低下したりと痛みが長引く原因となります。また、関節や筋肉の機能低下は、再受傷の原因にもなり、ケガが治癒してもスポーツ競技への復帰には、受傷前の状態まで機能を回復させる必要があります。
筋疲労や筋バランスの不良により関節の支持性が低下したり、運動動作の協調性に問題が生じることで捻挫や挫傷を起こしやすくします。そのため、ケガの予防には普段からの体調管理が大切です。
link鍼灸・接骨・整骨治療
check_box体調管理としてのコンディショニング
ケガの治療は大切ですが、ケガのリスクを減らすためにも体調管理としてのコンディショニング施術をおすすめしています。
※整骨ケアサポート、鍼灸+徒手調整施術などコンディショニング施術は自費施術となります。
接骨院と整骨院は名称が違うだけで業務内容、国家資格も同じです。
※整体院は国家資格不要ですので混同しないよう注意して下さい。