ピックアップ記事2020vol.2

南接骨院・鍼灸院
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首筋の肩コリとツボ:天柱と肩井と外関

ピックアップ記事2020vol.02

肩こりを感じると肩の筋肉を揉む、押す、ストレッチするなど肩こりの解消方法は色々とありますが、指圧する時などは自然と「ツボを押さえる」という言葉が出たりします。
今回は肩こりのツボとして指圧だけでなく鍼灸治療でもよく使われ、雑誌やテレビなどでも紹介されることもある後頭部の下に有るツボ、天柱穴と首筋から肩関節の中間あたりにある肩井穴、手と首を結ぶ腕にある外関穴をピックアップしてみました。

blur_linear肩こりは症状です

肩こりと聞くこと疲れをイメージしますが、肩こりはあくまでも症状ですので首や肩を傷めることでも肩こりは起こりますし、病気や体調不良からも起こります。
また、疲労の原因にケガや病気などが関係していることもあります。

blur_linear首筋のコリとツボ:天柱と肩井と外関

首や肩周りの張り感やつっぱり感を解消するツボとして3つ挙げてみました。
肩こりは症状ですので根本原因を取り除く治療は必要ですが、不快な肩のコリ感を解消することは大切です。

blur_linearこのツボはどこにある?

手三焦経の外関
offline_pin外関(がいかん)
由来
内関と相対しているので外関とされている。
ツボの取り方
陽池の上2寸で、総指伸筋腱と小指伸筋腱との間。
陽池は、手首の背側(甲側)のシワの中央あたりになります。
肩井と天柱
offline_pin肩井(けんせい)
由来
肩は肩部をあらわし、井は陥凹部の意で肩甲骨の上、肩の凹みとなります。
ツボの取り方
背中から見ると首の下で大きな突起を第7頚椎棘突起として、肩関節の上にある骨(肩峰)の外縁とを結んだ中間点で盛り上がった筋肉上にあります。
offline_pin天柱(てんちゅう)
由来
天は頭、柱は脊椎(項部)で頭と脊椎(頸椎)を繋ぐところにあるツボで天柱と名付けられたようです。
ツボの取り方
後頭骨の出っ張り(後頭隆起)の下で、深く凹んだところで瘂門(あもん)を取り、瘂門の外方で、僧帽筋外縁(頭半棘筋膨隆部の外縁)になります。

ここで瘂門とはどこ?ということになります。
ツボの本ではよくある表現で、「瘂門は風府の下1寸」のように書かれていることもあり、では、こんどは風府は?となります。
一般の方には少し面倒な表現ですので、できる限りこのような表現は避けていきたいと思っていますが難しい場合もあり、わからない時はイラストを見て頂きながらここかな?と探してみてください。
※ツボの位置は体型などに左右されるため個人差があります。

offline_pin肩こりの治療

肩こりを解消する治療として、マッサージや指圧、鍼灸、ストレッチ体操などたくさんありますが、最近では経絡ストレッチとしてツボのつながるラインを伸ばすストレッチもあり、押さえるだけでなく伸ばす、縮めるなどの運動法を取り入れてツボを刺激する方法もあります。

offline_pin治療として鍼灸治療をお勧めする理由

鍼治療では、ツボを通して全身を循環する経絡の流れを改善するからですと聞かされても納得できないことが多いと思います。

少し視点を変えて、肩が凝っているとは筋肉や筋肉を包む筋膜が歪むなどの正常とは言えない状態です。
この状況を改善するために、マッサージ・指圧、鍼灸、ストレッチ体操などの施術がありますが、鍼施術では歪みで硬くなった筋肉・筋膜を直接刺激できことがお勧めの理由となります。

体型や体質など個人差がある肩こりの治療にこれが一番はありません。
鍼施術とマッサージ、ストレッチ体操などを上手く組み合わせることが肩こりの緩和や改善への近道となります。

おわり

今回取り上げたこの3つのツボは、頭と首の境、肩上部(首と肩関節の間)の中央あたりと腕のにあるツボですが、ツボのつながり(経絡)としては別のつながりとなります。
治療を行う場合はツボを経絡のつながりの中で考えて治療ポイントとして捉えたり、筋・筋膜のリリースポイントとして捉えて施術を行うなど原因や症状によって変わりますが、自宅で肩こり体操と合わせてツボを優しく刺激することでコリ感を少しでも解消できればと思います。

食生活を含め日常生活での習慣を見直しながら、マッサージ、鍼灸、ストレッチ体操などを上手く組み合わせて肩こりの解消を目指しましょう。

ピックアップ記事は、運動や食事、鍼灸治療など健康に関わることについてニュースレターの補完として掲載しています。

トレーニングや食事などの記事については、体調、体質に配慮して自己責任でお願いいたします。

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