掲示板 Mar.2023
blur_linear夏の養生と東洋医学
立夏から立秋までが夏となりますが、東洋医学では、夏の終わりから秋の始めにかけての移り変わりの夏の土用の時期は長夏といい区別しています。
「東洋医学は、つながりとバランスの医学です」
体調不良や管理に鍼灸治療
暑邪と湿邪
高温多湿の夏は、暑さによる「暑邪(しょじゃ)」や湿気による「湿邪(しつじゃ)」が体調を崩す原因となります。暑さと湿気は、外因である気温、湿度が高いことはだけでなく、体内にこもる熱や水分代謝も関係してきます。
発汗と水分吸収のバランスが悪くなると暑邪、湿邪となって体調を崩すことになり、その時、影響を受けるのが、「心」と「脾」となります。「心」は、心臓の働きと精神的な安定で、「心」の不調により息苦しさや動悸、不安感、不眠など症状があらわれます。「暑邪」、「湿邪」の対策として、本格的な暑さの前に発汗と水分吸収の体内循環を良くし、暑さに慣れていくこと「暑熱順化」が大切となります。
夏の食養生
日本の夏は、気温が高いだけでなく、湿度も高く蒸し暑い夏ですので、身体にこもった熱を冷ましてくれる食材がおすすめです。キュウリ、ナス、トマト、枝豆、みょうが、ワカメ、スイカ、梨、バナナなど、夏が旬の食材を取り入れた食事を心がけるようにしましょう。また、汗をかくため、水分補給は大切ですが、一度に大量に摂るのではなく、少しずつ、こまめに摂るようにしましょう。
暦や旬というと現代の生活の中では、古い習慣のように感じてしまいますが、暦や旬は、自然環境と体をつなぎ、楽しく健康に生きるための指標になります。
院内に掲示している内容を加筆し掲載しております。
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