傷害・障害

肩関節・上腕のスポーツ外傷・障害

肩関節・上腕のスポーツ外傷・障害

スポーツ外傷ではスポーツの種目や年齢、性別により様々なケガや障害が発生します。
このページでは、肩関節や上腕に発生する肩の痛みや違和感などの代表的な外傷・障害をピックアップしてあります。

※一般の方に分かりやすくを心がけておりますが、不明な点がありましたらご相談下さい。

blur_linear肩関節の構造

肩関節の構造
  • 肩甲上腕関節:肩甲骨と上腕骨の関節(一般に肩関節と呼ばれている)
  • 第二肩関節:肩峰と烏口突起と靱帯と上腕骨での関節
  • 肩鎖関節:肩峰と鎖骨との関節
  • 胸鎖関節:胸骨と鎖骨との関節
  • 肩甲胸郭関節:肩甲骨と胸郭との関節

肩関節は肩甲骨、上腕骨、鎖骨、胸骨、肋骨などの骨から構成されます。
※少し複雑です。

blur_linear肩関節や上腕に発生する主なケガ・障害

ケガ・障害をできる限り簡潔にですが説明してみました。
スポーツなどで肩関節や上腕に痛み、違和感、不快感がある方は単純な筋肉痛、筋疲労でない場合もありますので参考にして頂ければと思います。
詳細や治療方法などは、今後、個別に記載していきます。

check_box腱板炎・腱板損傷

腱板は肩関節を包み込むようにあるローテーターカフと呼ばれる筋肉で、この腱板が炎症や損傷を起こした状態。

炎症や損傷を起こす原因の一つにインピンジメントがあります。これは、肩関節の動きの中で腱板が関節の隙間で挟まるように衝突することで腱板が損傷したりすること言います。
腱板への負担が大きい場合は、腱板が断裂する場合もあります。

info症状

腕を上に挙げたり外に開いた時に痛みやひっかり感などが出たり、外に開いた状態を維持できなかったりする症状がでます。

check_box上腕二頭筋長頭腱炎

上腕二頭筋は肩関節から長頭と短頭に分かれて始まり、肘の先(前腕部)に終わり、肘を曲げる(肘関節の屈曲)、腕を上げる(肩関節の屈曲)などの動作や肩関節の安定にの関与します。

この上腕二頭筋の長頭は、肩関節から始まって上腕骨上部を直角に曲がりながら結節間溝という溝を通って下行するためストレスを受けやすく、過度の使用などで腱に炎症を起こします。

info症状

肩の前面に痛みがあり、肩の前面を通る腱を押さえると強く痛みがみられる。

check_box上方肩関節唇損傷(SLAP)

肩関節は上腕骨(凸)と肩甲骨(凹)になっていて、肩甲骨の凹の縁に起こる損傷です。

投球動作などのオーバヘッドモーションの繰り返し動作で損傷を起こします。
多くはスポーツで起こる障害ですが、転倒で手をついたりした際にも起こります。

info症状

日常生活動作での痛みなどは少なく、投球など肩の運動時に痛や関節奥での引っかかり感があらわれたりします。

check_box肩甲上腕関節脱臼

肩甲上腕関節と言われるとわかりにくいかもしれませんが、一般に肩関節と呼ばれている所で肩甲骨と上腕骨をつなぐ関節の脱臼です。※肩関節は少し複雑です。

肩関節の挙上時や外旋時に強く力が加わったり、手を強く着いたりした際に起こります。
肩関節の脱臼は、反復性脱臼になりやすいため注意が必要です。

check_box肩鎖関節脱臼

肩甲骨と鎖骨つなぐ関節の脱臼で、肩の外側をぶつけたりすることで起こるケガで、柔道、ラグビーなどのコンタクトスポーツに多いケガです。

肩の外側を転倒や接触などで強く外力が加わると肩峰と鎖骨をつなぐ関節に脱臼を起こし関節部に痛みや鎖骨が浮き上がるような変形を起こします。
関節の靱帯損傷程度によって捻挫、亜脱臼、脱臼などのタイプに分かれます。

info症状

鎖骨の外端が上方に浮き上がる(時に下方)ことが多く、肩関節の外端にある肩峰と鎖骨外端の肩鎖関節の痛み、腫れ、圧痛と段差がみられる。

check_box投球障害肩

投球などの動作によって発症した肩痛を主とする肩関節傷害の総称です。

腱板、関節唇、関節上腕靱帯、肩峰下滑液包、上腕二頭筋長頭腱、腱板疎部などの損傷が原因となって起こりますが、原因が複数存在することもあります。

info症状

多くは投球動作などで違和感や痛みを感じる程度から始まり、徐々に痛みが強くなる傾向にあります。

check_boxその他の外傷・障害

ベネット病変、四辺形間隙症候群、肩甲上神経障害、リトルリーグ肩など、腱板疎部損傷など

check_boxおわり

肩関節は複雑で、スポーツでは負担が多い部位でもあり、肩関節・上腕のスポーツ外傷・障害は多くみられます。
痛みや違和感、不安を感じたら早めに病院で検査を受けるか接骨院、鍼灸院にご相談ください。
接骨院、鍼灸院では、ご相談頂ければ病院のご紹介や病院での検査結果をもとに治療を進めていくこともできます。
※骨折、脱臼後のリハビリ施術には医師の同意書が必要となります。

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スポーツではパフォーマンスを高めたりケガの予防のためのコンディショニングは大切です。

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