傷害・障害

股関節のスポーツ外傷・障害

股関節のスポーツ外傷・障害

スポーツ外傷ではスポーツの種目や年齢、性別により様々なケガや障害が発生します。
股関節に発生する痛みや違和感などの代表的な外傷・障害をピックアップしてみました。

※一般の方に分かりやすくを心がけておりますが、不明な点がありましたらご相談下さい。

blur_linear股関節の構造

股関節の構造

股関節は、球状関節のなかでも関節窩が深く、大腿骨の骨頭が寛骨の関節窩にしっかりと嵌まっていて、臼状関節に分類されます。
大腿骨頭の約2/3が寛骨臼に嵌まっていますので、肩関節ほどの可動性はありませんが安定性は高くなります。
股関節は多軸性なので、屈曲、伸展、外転、内転、外旋、内旋の運動を行うことができます。
屈曲・伸展は、曲げる伸ばすの縦の動きで、外転・内転は外に開く内に閉じる横の動きです。
外旋・内旋は膝の向きが外または内に向く捻りの動きになります。

股関節の可動

blur_linear股関節に発生する主なケガ・障害

ケガ・障害をできる限り簡潔にですが説明してみました。
スポーツなどで骨盤、股関節に痛み、違和感、不快感がある方は単純な筋肉痛、筋疲労でない場合もありますので参考にして頂ければと思います。
詳細や治療方法などは、今後、個別に記載していきます。

check_box股関節インピンジメント

大腿骨頭頚部移行部と骨盤の寛骨臼蓋が衝突することで、関節唇、関節軟骨などの関節損傷を起こしてしまう病態のことで、大腿部や寛骨臼蓋の異常が原因となり股関節痛を起こします。(大腿骨寛骨臼インピンジメント)
※大腿骨、寛骨臼の形態によって分類されます。

info症状

股関節を深く曲げる、脚を組むなどの動作痛や開くなどの動作制限などがあらわれます。
運動時の痛みだけでなく、日常生活でも痛みがでることもあります。

check_box疲労骨折

トレーニングなどでの繰り返しの動作で発生する骨折で、股関節に痛みがあらわれるのもとして大腿骨頚部、恥骨下枝の疲労骨折があります。

info症状

運動痛から始まり安静時にも痛みがあらわれるようになる。

check_box骨端炎

思春期のスポーツ選手に起こりやすい外傷・障害です。
大腿四頭筋やハムストリングスなど骨盤と脚を繋ぐ筋肉が止まる腸骨、坐骨で発生することが多い。

info症状

筋肉が付く骨の部分を押さえることでの痛み(圧痛)や関係する筋肉の伸張で付着部に痛みがみられます。

check_boxグロインペイン

鼠径部周辺(骨盤、股関節)に発生する痛みで、スポーツ選手に起こりやすく、原因が特定しにくいため鼠径部痛症候群:グロインペインと呼ばれています。
linkグロインペインシンドローム

info症状

鼠径部周辺の圧痛や運動痛(鼠径部・股関節周り、恥骨周囲、骨盤の前など)

check_boxその他の外傷・障害

股関節脱臼、弾発股、内転筋肉離れ、腸腰筋腱炎、恥骨結合炎など

check_boxおわり

股関節は屈曲、伸展、外転、内転、外旋、内転と動く関節で、スポーツでは負担が多い部位でもあり、走る、跳ぶなどの動きだけでなく体幹の安定性に関係する重要な関節です。

痛みや違和感、不安を感じたら早めに病院で検査を受けるか接骨院、鍼灸院にご相談ください。
接骨院、鍼灸院では、ご相談頂ければ病院のご紹介や病院での検査結果をもとに治療を進めていくこともできます。
※骨折、脱臼後のリハビリ施術には医師の同意書が必要となります。

情報ボックス

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スポーツではパフォーマンスを高めたりケガの予防のためのコンディショニングは大切です。

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